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 WindowsとiPhoneのデータやファイルの同期に「iTunes」を使うのは面倒。WindowsパソコンをiPhoneともっと手軽に連携させる方法を紹介しよう。

「Dell Mobile Connect」でさらに快適な連携

 「Dell Mobile Connect」(以下DMC)はデルが自社のパソコン向けにiPhoneやiPad、Androidスマートフォンとの連携機能を提供するアプリだ(図8)。端末向けに用意されているDMCアプリをインストールして初期設定する。パソコンとiPhone双方のWi-FiとBluetoothを有効にして両方のアプリを同時に起動。表示されるメッセージに従って、iPhoneの厳格なセキュリティを1つずつユーザーが許可する形で設定していく。少し踏み込んだ連携機能を実現するために必要な設定だと思われる。設定後はiPhone側のアプリを直接操作することはほぼない。

図8 iPhoneとWindowsの両方に連携用のアプリをインストールして踏み込んだ連携を可能にする。項目は多いがメッセージに従って順に設定しよう
図8 iPhoneとWindowsの両方に連携用のアプリをインストールして踏み込んだ連携を可能にする。項目は多いがメッセージに従って順に設定しよう
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WindowsでiPhoneを経由して通話やメッセージを送受信

 パソコンでDMCアプリを起動した状態でiPhoneを近くに置くと自動的に連携するようになる。提供される主な機能は図9の通り。iPhoneに表示された通知は、Windowsの標準的な方法で通知されるとともに、DMCの「通知」に表示される。通知からWindows内のアプリを起動して詳細を確認するといった機能は、現時点では提供されていない。iPhoneの電話機能をWindowsから利用できるのはなかなか画期的だ。iPhoneで直接通話するよりも音質が落ちてしまうのが残念に思える。SMSやMMSだけでなく、アップル独自の「iMessage」をパソコンの画面で送受信できるのはかなり便利だ。ミラーリング機能はiPhone側のDMCアプリで送信を許可する必要がある。

※MMS
マルチメディアメッセージングサービス。各携帯キャリア独自のメールアドレスで、長文や写真を添付したメールが送れる。
図9 iPhone上の通知がほぼリアルタイムでパソコン側に届く機能や、iPhoneを経由した通話やメッセージの送受信機能などが使えるようになる
図9 iPhone上の通知がほぼリアルタイムでパソコン側に届く機能や、iPhoneを経由した通話やメッセージの送受信機能などが使えるようになる
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