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 ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)の電気自動車(EV)「ID.3」の電動アクスルの最後の要素、インバーターの分解に取りかかる。インバーターはアルミニウム(Al)合金のケースで覆われており、内部には主要部品として、制御基板とゲート駆動回路基板、パワーモジュールがあった。

制御基板
制御基板
ケースの蓋を開けるとすぐに現れる。(写真:日経クロステック)
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 制御基板とゲート駆動回路基板の間にはAlの鋳造部品があった。ゲート駆動回路基板側には放熱用のシリコーンが貼られており、これがAlの部品に当たっていることから、主に冷却を狙ったものとみられる。

ゲート駆動回路基板
ゲート駆動回路基板
上にAlの鋳造部品がかぶされていた。(写真:日経クロステック)
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 内部の構造は全体的に余裕がある。モーターと減速機の上に搭載するという構造であるため、底面積を大きく取れたのだろう。