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データ戦略と法律 攻めのビジネスQ&A 改訂版
データ戦略と法律 攻めのビジネスQ&A 改訂版
著者●中崎隆、安藤広人、板倉陽一郎、永井徳人、吉峯耕平編著/定価●3190円(税込み)/発行●日経BP/判型●A5 480ページ/ISBN 978-4-296-10992-0

 DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めれば、ビジネスは「データ」基点になります。ここで押さえておかねばならないのは、「データは法律で守られている」ということです。

 個人情報保護法だけの話ではありません。欧州の一般データ保護規則(GDPR:General Data Protection Regulation)や特定商取引法、特定電子メール法など、合計10以上の法律が関係します。それらすべてに目を配り、法律を味方につけてこそビジネスを有利に展開できるのは間違いありません。データ戦略を進める上で、法律の知識は欠かせない時代なのです。

 法務には「攻め」と「守り」の両面がありますが、本書の特徴は「攻めのビジネス」に力を入れていることです。法律に従うのは当然ですが、守り重視の姿勢では世界と伍して戦えません。ネットに国境はなく、このままでは外国企業が日本のデータビジネスを支配する日が来ないとも限りません。

 こうした現状に危機感を抱いた著者陣(多くは弁護士)が立ち上がり、執筆されたのが本書の前身となる『データ戦略と法律 攻めのビジネスQ&A』(2018年、日経BP)でした。改訂版の本書では従来の内容に加え、2018年以降に改正された各種法律に対応しました。法律を扱った本ですが、事業部門やシステム部門の担当者を想定して書かれています。Q&A形式ですので、無理なく読み進めることができるでしょう。データ活用を推進するビジネスパーソン必携の1冊です。

データ戦略と法律 攻めのビジネスQ&A 改訂版

著者●中崎隆、安藤広人、板倉陽一郎、永井徳人、吉峯耕平編著/定価●3190円(税込み)/発行●日経BP/判型●A5 480ページ/ISBN 978-4-296-10992-0