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『通信地政学2030 Google・Amazonがインフラをのみ込む日』
『通信地政学2030 Google・Amazonがインフラをのみ込む日』
●価格:2200円(税込)●ISBN:9784296200344●発行日:2022年12月05日●著者名:堀越功 著●発行元:日経BP●ページ数:232ページ●判型:四六

 今や誰もがスマートフォンを持ち、インターネットを使う。ネットなしの生活など考えられないくらいだ。その隆盛を土台として支えてきた通信インフラが巨大IT企業(ビッグテック)や政治に揺さぶられている。

 既に海底ケーブルはその多くがグーグルやアマゾンなどの巨大IT企業が敷設するようになった。これまでNTTなど通信事業者の牙城と思われてきた、電話のコアネットワークにもこれらの企業が進出しつつある。

 一方で、ウクライナ戦争に端を発し、政治によるインターネットの分断も進む。5Gでも米中の分断が起こっている。これまでの開かれたネットの世界は夢幻になっていくのか。

 こういった巨大ITや政治の力がネットを揺さぶる中で、日本はこれからどのようにしていくべきか。NTTは独自の「IOWN構想」でその存在感を示そうとする。

 本書は、このような激変期を迎えた世界の通信に関する動きに、地政学という切り口でフォーカスを当てる。これらの動きから、来る2030年代の情報通信の世界を展望する。

目次

序章 巨大IT企業が通信をのみ込む
第1章 海底の主役交代─巨大IT企業vs通信事業者
コラム 海底ケーブル世界有数の製造現場に潜入
第2章 クラウドの侵食─巨大IT企業vs通信機器大手
第3章 ネットの亀裂─民主主義国vs権威主義国
第4章 二つの5G─米国vs中国
第5章 「ゲームチェンジ」で挑む─巨大IT企業vsNTT
第6章 データを巡る闘い─巨大IT企業vs欧州
第7章 グローバルインターネットの終焉
『通信地政学2030
Google・Amazonがインフラをのみ込む日』

価格:2200円(税込)
ISBN:9784296200344
発行日:2022年12月05日
著者名:堀越功 著
発行元:日経BP
ページ数:232ページ
判型:四六