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 デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために、最新の技術や製品・サービスを活用すべきケースは少なくない。IT部門として頭が痛いのは、「こんな最新ツールを導入したい」という現場の要望をどこまで受け入れるかだ。

 DXで活用する最新の技術・製品・サービスとの向き合い方とは――。日清食品ホールディングス・執行役員CIO(最高情報責任者)を2021年3月末まで務め、同社のDXをけん引してきた喜多羅滋夫氏は、このテーマにどう取り組んでいたのか。

 大事なことは、様々な事業部門からのニーズに個別に対応するのではなく、全体感を持って当たることだという。技術や製品の導入メリットやデメリットを押さえるだけでなく、事業の状況を把握することの重要性も強調する。

喜多羅株式会社 Chief Evangelist(元・日清食品ホールディングス 執行役員CIO)の喜多羅滋夫氏
喜多羅株式会社 Chief Evangelist(元・日清食品ホールディングス 執行役員CIO)の喜多羅滋夫氏
(撮影:村田 和聡)
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Chapter7の要点
  • 技術ありきではなく、事業の状況を把握する
  • 技術を使うことのメリットと課題、リスクを押さえる
  • 事業部門からの要望、ピンポイントで反応しない
  • 最新技術の導入は、横ぐしで全体感を持って当たる