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 デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する際、何から着手すべきなのか――。日清食品ホールディングス・執行役員CIO(最高情報責任者)を2021年3月末まで務め、同社でDXをけん引してきた喜多羅滋夫氏に、こんな素朴な質問をぶつけてみた。

 まずは心構えとして、「これまで解決できなかった経営課題に真正面から取り組む」ことが大切という。骨太のデジタル戦略を定める。その内容を明文化する。正しいゴールを定める。こうした基本を押さえることの重要性を語る。

 さらに「とりあえずRPAを導入してみようぐらいの意気込みでは、大きな成果は得られない」。多くの企業で起こりがちな事象について、こう警鐘を鳴らす。

喜多羅株式会社 Chief Evangelist(元・日清食品ホールディングス 執行役員CIO)の喜多羅滋夫氏
喜多羅株式会社 Chief Evangelist(元・日清食品ホールディングス 執行役員CIO)の喜多羅滋夫氏
(撮影:村田 和聡)
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Chapter14の要点

  • これまで解決できなかった経営課題に真正面から取り組む
  • 骨太のデジタル戦略を定め、明文化する
  • 正しいゴールを設定する
  • 「とりあえずRPA」だけでは大きな成果は得られない