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 米Microsoft(マイクロソフト)は2021年6月24日(現地時間)にオンラインイベントを開催し、次期Windowsの「Windows 11」を発表した。スタートメニューを画面中央に配置するなど、スマートフォン時代を強く意識した新版だ。ただ、同社が推奨するパソコンの動作要件は厳しめ。新たなWindowsはパソコン買い替えの起爆剤となるか。

 イベント中で初めてWindows 11をコールしたのはイベントが始まってから11分後。時刻は現地時間の午前11時11分、予告動画の長さは11分と随所に「11」へのこだわりを見せた。

 これまでのWindowsとUI(ユーザーインターフェース)を大きく変えた。さらにチャットツールのMicrosoft Teamsをタスクバーに統合し、アプリを起動せずにミュート、ミュート解除の操作をできるようにした。

スタートメニューが画面の中心に

 Windows 11のUIの変化で特に目を引くのが、これまで標準では画面の左下に表示していた「スタートメニュー」を画面の中央に配置したことだ。スタートメニューに合わせて、タスクバーのアプリケーションアイコンも中央に寄せて表示するようにデザインを変更した。

 スタートメニュー自体の見た目もこれまでとは変えた。スマートフォンを含む別の端末で表示していたファイルなどを、クラウドサービス「Microsoft 365」などを介して活用してスタートメニューに表示できる仕様にした。表示されたパネルをクリックするだけで作業の続きが始められる。iOSやAndroidで進めてきた文書の編集作業を、Windows 11を搭載した端末で引き継いで作業しやすくなった。

スタートメニューの位置が中央に変わり、iOSとアンドロイドOSの両方のスマホで表示したファイルをスタートメニューに表示できる機能が追加された
スタートメニューの位置が中央に変わり、iOSとアンドロイドOSの両方のスマホで表示したファイルをスタートメニューに表示できる機能が追加された
(出所:米Microsoft)
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