全3151文字
PR

 米Microsoft(マイクロソフト)は2021年6月24日(現地時間)、オンラインイベントで「Windows 11」を発表した。Windows 11は生産性・創造性の向上を目的に、設計とUX(ユーザーエクスペリエンス)をシンプルにしたとされている。

 6月28日(現地時間)には、早期評価プログラムである「Windows Insider Program」から最初のWindows 11 Insider Previewが公開された。今回はこのとき公開されたビルド(Build 10.0.22000.51)を使って、動作を確認できた各機能の詳細を紹介する。

タスクバーのアイコンが左寄せから中央ぞろえに

 Windows 11では、タスクバーのアイコン配置が中央ぞろえになった。Windows 95から約26年、伝統的にずっと続いてきた左寄せのアイコン配置が変更された。

 これは、サイズやアスペクト比の異なるディスプレー間で、一貫したルックアンドフィールを提供するためとされている。

 通常、パソコンで作業を行っているときに、ユーザーはディスプレーの中央を見ている。左端に配置されたスタートボタンを見るためには、視線をそこに移動させる必要がある。サイズの異なるディスプレーでは中央からの距離が異なるため、それぞれ視線を移動させる距離も異なる。

 しかし中央にスタートボタンがあれば、少し視線を下げるだけでスタートボタンを見ることができる。ディスプレーのサイズがさまざまでも、視線を移動させる距離はそれほど大きく変わらない。

タスクバーのアイコン表示が中央ぞろえになった
タスクバーのアイコン表示が中央ぞろえになった
(画面写真は筆者が取得。以下、同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

 タスクバーに表示されるアイコンは、[スタート]、[検索]、[タスクビュー]、[ウィジット]が固定で配置される。[スタート]以外は、[設定]-[個人用設定]-[タスクバー]で表示/非表示を選択できる。配置順は変更できない。そのほかのアイコンはピン留めされたアプリとなる。ピン留めされたアプリのアイコンの配置順は変更できる。

左から[スタート]、[検索]、[タスクビュー]、[ウィジット]ボタンが並ぶ。これらの配置順は変更できない
左から[スタート]、[検索]、[タスクビュー]、[ウィジット]ボタンが並ぶ。これらの配置順は変更できない
[画像のクリックで拡大表示]

 これまでのWindowsのようにアイコンを左寄せしたい場合は、[設定]アプリから変更できる。[設定]-[個人設定]-[タスクバー]から、[Taskbar alignment]を「左寄せ」に設定する。そのほか、[タスクバーを自動的に隠す]オプションも用意されている。ただし、このビルドではタスクバーの位置を変更するオプションは用意されていなかった。

Windows 11のタスクバー設定項目
Windows 11のタスクバー設定項目
[画像のクリックで拡大表示]
Windows 10のタスクバー設定項目。画面上のタスクバーの位置を変更できるが、Windows 11にこの項目はない
Windows 10のタスクバー設定項目。画面上のタスクバーの位置を変更できるが、Windows 11にこの項目はない
[画像のクリックで拡大表示]