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 パソコンをマルチ画面化して、作業効率をアップさせるモバイルディスプレイ。一般的な液晶ディスプレイよりも薄型軽量なため、必要なときだけ取り出して、使い終わったら片付けられるのが大きな利点です。本特集では、モバイルディスプレイの特徴から使い道、製品選びまでを解説します。

 自宅で過ごす時間が増え、仕事も在宅ワークが中心になるといった生活の変化を受け、存在感を増しているのがモバイルディスプレイだ。〝モバイル〞という名が付くだけあり、薄型軽量で持ち運べ、どこでも使えるのが第一の特徴(図1)。自宅内や会社内はもちろん、屋外へもノートパソコンと一緒に持っていける。

モバイルディスプレイを導入するメリットあれこれ
モバイルディスプレイを導入するメリットあれこれ
図1 数あるパソコン周辺機器の中で、最近特に注目されているのがモバイルディスプレイ。一般的な液晶ディスプレイより小型軽量なため、ノートパソコンと一緒に持ち運べ、どこでも使えるのが利点。また対面する人に同じパソコン画面を見せるといった用途にも使える。そして使い終わったらデスク上のファイルケースや本棚に収納できるのもモバイルディスプレイならではの魅力だ。映像の出力方法を「拡張」にすれば、デスクトップ画面が2倍になり、作業がしやすくなる
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 外部ディスプレイを使う利点は、作業環境の向上だろう。なかでも、このモバイルディスプレイはパソコンにケーブル1本でつなぐだけで即使えるのが強み。動作に必要な電力は、パソコンから得るためコンセントがない場所でもマルチディスプレイ環境を構築できる。また画面をミラーリングすれば、接客など対面した相手に同じパソコン画面を見てもらうのも簡単だ。

 さらに据え置きの液晶ディスプレイと違い、使い終わったらファイルケースや本棚などに片付けられるのも大きな利点。リビングで仕事をしている人は、据え置きの液晶ディスプレイよりも、片付けられるモバイルディスプレイのほうが使い勝手は良いだろう。

 もう少し細かく、モバイルディスプレイの特徴を見ていこう。まずは接続のしやすさ。モバイルディスプレイとパソコンの接続は、大きく2系統ある。主流はUSBタイプC接続。USB PD対応のパソコンなら、前述したようにケーブル1本でモバイルディスプレイへの給電、映像入出力が可能だ(図2)。USBタイプC非搭載のパソコンなどではHDMIで接続する。

映像入力端子はタイプCかHDMIが主流
映像入力端子はタイプCかHDMIが主流
図2 パソコンとの接続方法は、USBタイプCとHDMIが基本。特に前者は、映像の入出力と同時にモバイルディスプレイへの給電もできるUSB PDに対応していれば、ケーブルを1本つなぐだけで利用できる
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