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 プログラミングを手助けする開発環境の選択はITエンジニアにとって重要である。最新の開発環境はコード補完機能やスペルチェックといった機能を備える。コーディングを進める上で欠かせないツールといえる。

 統合開発環境(IDE)になれば、コードエディターだけでなくコンパイラーやデバッガーも付属しているため、開発速度の向上が期待できる。では、日経クロステックの読者はコーディングの際にどのような開発環境を利用しているのだろうか。Webサイトで実施したアンケートの結果を見ていこう。

4割強はMSの開発環境を利用

 アンケートではプログラミングに利用している主な開発環境を3つまで挙げてもらった。その結果、最も利用されている開発環境は米Microsoft(マイクロソフト)が主体となって開発する「Visual Studio Code」だった。回答者450人中190人と4割を超えるITエンジニアが利用していた。オープンソースソフトウエア(OSS)として開発されており、Windowsだけでなく、macOSやLinuxで利用できる。

利用している開発環境。最大3つ選択してもらった
利用している開発環境。最大3つ選択してもらった
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 Visual Studio Codeはコードエディターである。後述するVisual Studioほど高機能ではないが、コード補完機能やスニペット機能などが使える。様々な拡張機能を導入できるのも特徴である。例えばPythonやJavaScriptといったプログラミング言語の拡張機能を使えば、言語に特化したコード補完機能などを利用できる。

 第2位はMicrosoftが開発する無料の開発環境「Visual Studio」だった。先ほどのVisual Studio Codeと利用者数は僅差で184人が利用している。Visual Studioにはリモート環境でペアプログラミングを実現する「Visual Studio Live Share」などの機能も含まれており、コロナ禍でテレワークを余儀なくされたエンジニアにとっても有用な開発環境である。

 第3位はJavaの統合開発環境として著名な「Eclipse」(79人)、第4位はUnix系のOSでよく利用されているテキストエディターの「Vi/Vim」(38人)だった。第5位はPythonの開発環境として有名な「Jupyter Notebook」(31人)である。