1年延期となった東京オリンピック・パラリンピックが2021年7月23日にいよいよ開幕する。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、縮小開催を選んだわけだが、今もって感染対策は運営上の最重要課題とも言える。その対策を下支えするのがデジタルの力だ。例えば大会関係者を包み込むように隔離する「バブル方式」や、入場者数を制限する競技場などにも生かされている。最新動向を追った。