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 変換前にmobiファイルに変換する際のオプションを設定しよう。自炊した電子書籍を変換する際に重要と思われるオプションのみ抜粋して解説する。それ以外のチェックボックスはオフで基本的に問題はない。

 「Convert」ボタンの左側のポップアップメニューで使用するKindle端末を選択する。これによってその端末に最適な解像度で変換される。

 「Convert」ボタンの右側のポップアップメニューは「MOBI/AZW3」を選択。

 「Manga mode」をオンにすると右開き。オフにすると左開きになる。縦書きの書籍や日本のコミックスの場合はオンにしておくとよいだろう。

 「Spread splitter」は2ページを見開きとして取り込んだページがある場合の設定だ。オンにすると「90度回転して見開きを表示」。オフにすると「見開きを2つのページに分割」だ。オンとオフの間に中間の状態があり、その設定にすると「見開き2つのページに分割したものと、90度回転したページ両方を作成」となる。

 好みの問題だが、Kindleの6インチの画面に90度回転させて見開きで表示すると小さくて文字が読めなくなってしまうことが多いので、筆者はオフにしている。

 「Stretch/Upscale」はオンにすると「ページの縦横比を保ったまま、Kindleの解像度に合わせる」。オフは「何もしない」。中間状態では「縦横比を考慮せずにページをKindleのサイズに合わせる」となる。通常はオンでよいだろう。

 「Custom gamma」をオンにすると、ガンマ値を手動で設定できる。グレーの濃さを調整することによって、裏写りしたページを気にならない程度に薄くするといった場合に使うとよい。ただし変換されたものを確認しなければ適正な値がわからず、元のデータに合わせて毎回変更しなければならない点がなかなか面倒。筆者はオフにしてアプリにお任せしている。

 Kindle Comic Converterは1度設定してしまえば、次回以降は変換したいファイルをドラッグ&ドロップして「Convert」ボタンをクリックするだけでよく、かなり手軽に使える。