近年のビジネス環境は変化が早く、過去の経験だけを基にした意思決定は難しくなっています。トップマネジメントだけでなくあらゆる階層で、顧客動向や社内状況をデータで押さえた意思決定が重要です。そこで本特集ではビジネスの現場で使える、実務的なデータ分析の知識を基礎から解説します。取り上げる内容は、「データ分析実務スキル検定」(CBAS)の出題範囲に沿っています。通読すればデータ分析実務スキル検定の対策もできるでしょう。

特集
基礎から学ぶ、実務で役立つデータ分析
目次
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改正個人情報保護法で新たに規制対象になったデータとは?他社への提供は要注意
実務の現場でデータ分析に取り組む担当者の視点で気になる、改正個人情報保護法のポイントを解説する。自社から第三者にデータ提供する際に確認すべき点や、法令違反による罰則の強化について知っておこう。
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そのデータを分析に使っても大丈夫?改正個人情報保護法のポイント5選
企業の実務の現場でデータ分析に取り組む際のスキルを基本から解説する。今回はデータ分析と「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)の関わりについて見ていこう。企業がデータ分析を始める際に重要なのは、「そのデータは本当に使ってよいのか」を検討することだ。
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データ分析を成功に導く、良い「問い」を立てる方法
現実のビジネスに役立つデータ分析を実現するには、適切な「課題」の設定と、そこから導き出される具体的な「問い」が欠かせません。今回は「課題」の背景を考察し、有効な「問い」を立てる方法を解説します。
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データ分析の第一歩、理想と現実のギャップから「課題」をあぶり出そう
近年、企業全体の意思決定に関わるマネジメント層だけでなく、現場の社員にもデータに対する一定の理解やスキルが求められつつあります。そこで本記事では、実務の現場でデータ分析に取り組む際のスキルを基本から解説します。今回はデータ分析の基本的な概念を見ていきましょう。