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 Windows 10には、一般ユーザーが使わない“上級者向け”のツールが用意されています。うまく使いこなせば、普段は隠れている情報を表示したり、自分好みの快適な利用環境を実現したりできます。そんな達人御用達のスゴ技を紹介します。

 まずは、パソコンのスペックや基本的な性能、動作状況などを把握する方法を身に付けておこう。「設定」画面でも基本的な情報を確認できるが、表示される内容は限られている(図1)。

図1「設定」画面→「システム」→「詳細情報」を開くと、「デバイスの仕様」と「Windowsの仕様」という項目でパソコンやWindowsの情報を確認できるが、内容は基本的なものに限られる
図1「設定」画面→「システム」→「詳細情報」を開くと、「デバイスの仕様」と「Windowsの仕様」という項目でパソコンやWindowsの情報を確認できるが、内容は基本的なものに限られる
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 より詳しい情報を得るには、適したツールを利用する必要がある。例えば、「システム情報」を使うと、詳しいシステム構成を知ることができる(図2)。項目の一番上にある「システムの要約」だけでもかなり多くの情報が得られる(図3)。

「システム情報」でもっと詳しく
「システム情報」でもっと詳しく
図2 タスクバーの検索ボックスに「システム情報」と入力し(1)、表示されたアプリか(2)、右側の「開く」をクリックする(3)
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図3 「システム情報」の「システムの要約」では、「BIOSモード」の欄で「UEFI」であるかどうかを確認できる。ほかに「セキュアブート」の対応状況も確認可能だ
図3 「システム情報」の「システムの要約」では、「BIOSモード」の欄で「UEFI」であるかどうかを確認できる。ほかに「セキュアブート」の対応状況も確認可能だ
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 例えば、年内に提供予定のWindows 11で要求される「マザーボードのBIOSがUEFIに対応しているか」「キュアブートに対応しているか」といったこともわかる。

 また、パソコンに搭載されている装置の情報は、「デバイスマネージャー」で確認できる(図4)。ちなみに、「セキュリティデバイス」に「トラステッドプラットフォーム2.0」という項目があれば、Windows 11が求める「TPM 2.0」という機能に対応している(図5)。

TPMは「デバイスマネージャー」で確認
TPMは「デバイスマネージャー」で確認
図4 パソコンを構成する各種のデバイス(装置)については、「デバイスマネージャー」で確認できる。標準では種類別に分類されている
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図5「セキュリティデバイス」の左のマークをクリックして中身を表示させる(1)。「トラステッドプラットフォームモジュール2.0」とあれば「TPM 2.0」が有効だ(2)
図5「セキュリティデバイス」の左のマークをクリックして中身を表示させる(1)。「トラステッドプラットフォームモジュール2.0」とあれば「TPM 2.0」が有効だ(2)
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 デバイスマネージャーは、「スタート」ボタンを右クリックして表示されるメニューから簡単に呼び出せる(図6)。

スタートボタンの「隠しメニュー」
スタートボタンの「隠しメニュー」
図6 タスクバーのスタートボタンを右クリックすると、各種の高度な機能を呼び出すメニューが出る。ここから「デバイスマネージャー」や「Windows PowerShell」「タスクマネージャー」などを呼び出せる
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 なお、BIOSで機能が無効化されていたりすると、パソコン内蔵のデバイスであっても、デバイスマネージャーに表示されないことがある。