全1236文字
PR
 テレワークの機会が増え、自宅や外出先でのネット環境に不満を感じることも多くなったのではないだろうか? そこで、ちょっとした設定の見直しや、お手ごろ価格のアイテムでネット環境を改善するテクニックを紹介する。

離れた場所でも高速&安定した通信ができる

 より高速で安定した通信を求めるなら、有線LANでの接続を検討しよう。ケーブルを配線する手間はかかるが、遠方でも速度は低下せず、Wi-Fiよりも速い(図1)。

10m離れた場所でWi-Fiと速度比較
10m離れた場所でWi-Fiと速度比較
図1 有線LANはケーブルを配線する手間があるものの、離れた場所でも高速通信できる。グラフはWi-Fiルーターから10m離れた位置で、Wi-Fiと有線LANのダウンロード速度を計測した結果
[画像のクリックで拡大表示]

主流は1000BASE-T

 現在、有線LANで主流となる規格は、最高速度が1Gbpsの「Gigabit Ethernert」(1000BASE-T)だ。最近は、それ以上に高速な「10Gigabit Ethernet」(10GBASE-T)や、最高速度が5Gbpsや2.5Gbpsの「Multi Gigabit Ethernet」(5GBASE-T、2.5GBASE-T)も利用されつつある。それぞれは互換性が保たれており、双方の機器の規格が異なっていても接続できる。ただし、その場合の通信速度は下位の規格となる(図2)。

Gigabit Ethernetより高速な有線LANが登場
Gigabit Ethernetより高速な有線LANが登場
図2 現在、有線LANとして一般的に使われているのが、最大速度が1Gbpsの「Gigabit Ethernet」(1000BASE-T)だ。最近は、それよりも高速な「10Gigabit Ethernet」(10GBASEーT)や、「Multi Gigabit Ethernet」(5GBASEーT、2.5GBASEーT)なども登場している
[画像のクリックで拡大表示]

 最高速度10Gbpsの「ドコモ光」や2Gbpsの「NURO 光」といったネット接続サービスの場合、途中経路に1000BASE-Tの有線LANがあると、その部分の最高速度が1Gbpsとなるため、ネット回線よりも遅くなる。パソコンの上位モデルの中には2.5GBASE-Tに対応する製品もあるが、自分のパソコンが対応していない場合は、USB接続のLANアダプターを取り付けよう(図3)。

2.5GBASE-T対応パソコンやアダプターも登場
2.5GBASE-T対応パソコンやアダプターも登場
図3 パソコンの上位機では、2.5GBASE-Tに対応する製品が登場している。また、2.5GBASE-Tに対応するUSB接続のLANアダプターも各社から発売されており、既存のパソコンでも利用しやすい。一方、10GBASE-Tや5GBASE-Tは拡張ボードが販売されているが、まだまだ高価
[画像のクリックで拡大表示]