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寝ている間も着けたまま

 活動量計が腕時計と大きく違うのは、就寝中も外さない点(図4)。睡眠時間や睡眠の質を計測するためだ。例えば、筆者は何年も活動量計やスマートウオッチを利用しているが、取り外すのは朝の身支度をする間と入浴中だけ。1日当たりだと合計で30分から1時間程度。この時間を利用して、こまめにバッテリーを充電するという使い方だ。

一日中装着しつつ、充電にも気を付ける
一日中装着しつつ、充電にも気を付ける
図4 活動量計は基本的に就寝中も装着するのが望ましい。肌が弱い人はかぶれることもあるので注意しよう。バッテリー駆動時間は、長ければ2週間程度、短ければ1日弱。充電時間を考慮した使い方を工夫しよう
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 こうした充電時間を生み出す工夫が必要なのも、一般的な腕時計との大きな違い。活動量計のバッテリーは、長ければ1週間から2週間程度もつが、高機能タイプやスマートウオッチでは18時間程度のものもある。製品ごとのバッテリー駆動時間を考慮した充電サイクルが大切だ。

 そこまでして、常に身に着け続けるのは、より正確な活動量を計測できるようにするためだ(図5)。実は、歩数など一部のデータは、スマホだけでも計測できる。ただし、そのデータはスマホを持ち歩いているときだけ。自宅のテーブルに置いたまま、家の中で歩き回っても、計測される歩数は増えない。歩数だけなら歩数計(万歩計)という選択肢もあるが、睡眠時間などを計測できない。つまり1日の生活を正しく計測できるのは、活動量計やスマートウオッチだけということになる。

スマホや歩数計より精度の高い計測が可能
スマホや歩数計より精度の高い計測が可能
図5 活動量計の利点は、1日の活動量を正確に計測できること。例えば、スマートフォンでも歩数を計測できるが、カウントするのは持ち歩いているときだけ。一般的な歩数計(万歩計)は歩数のカウントだけで、心拍数や睡眠時間は計測できない
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 加えて、内蔵する加速度センサーなどによって、ランニングやウオーキングといったアクティビティ(ワークアウトの強度)を計測する製品もある(図6)。ワークアウトの開始や終了は手動で設定するが、自動で開始を検知して活動内容を残せる製品もある。

ランニングなどの自動計測が可能な製品も
ランニングなどの自動計測が可能な製品も
図6 内蔵する加速度センサーなどにより、ウオーキングやランニングのアクティビティを自動記録する製品もある。左はXiaomi Japanの「Miスマートバンド5」、右はFitbit Japanのスマートウオッチ「Sense」のアプリ画面例
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