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 新型コロナの影響により、健康管理の重要度が増した。自宅で過ごす時間が増えた昨今、日々の活動量が十分なのかを把握しておきたい。そこで提案したいのが、スマートフォンとリストバンド型の活動量計を連携させた健康管理だ。

 実際の製品を詳しく見ていこう。最初に選ぶ活動量計として筆者がお薦めするのは、4000円台で購入できるXiaomi Japanの「Miスマートバンド5」、オウガ・ジャパンの「OPPO Band Style」、ファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI Band 4」の3製品(図1)。いずれも、低価格かつ高機能なスマホなどを手掛けている中国の大手メーカー製だ。

4000円台で購入できる注目の活動量計3製品
4000円台で購入できる注目の活動量計3製品
図1 購入しやすい価格帯で選んだお薦め3製品。「Miスマートバンド5」は、この市場をけん引してきた中国の家電メーカー「Xiaomi」(シャオミ)の最新モデル。「OPPO Band Style」は、血中の酸素飽和度の計測機能を搭載する。「HUAWEI Band 4」は、スマートフォン市場でシェアの高いファーウェイ製だ
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製品ごとに独自の特徴も

 この中で一番新しいモデルは、2021年4月発売のOPPO Band Styleで、3製品の中では唯一、血中の酸素飽和度の計測ができる。

 Miスマートバンド5は、2021年1月発売。同シリーズは、低価格の活動量計をけん引してきたので人気が高い。最近まで、前モデルの「Miスマートバンド4」も3000円台で併売されていた。7月上旬には最新の「Miスマートバンド6」が登場。価格は5000円台。ディスプレイが1.64型に大型化し、血中の酸素飽和度を計測できるなどでさらに魅力が増した。これから買うなら最新の6も比較検討するのがお薦めだ。

 HUAWEI Band 4は、2019年11月の発売。それ以降に登場した新製品もあるが、価格帯が上になるので、ここではBand 4を選んだ。USBType-Aの充電プラグが本体部分の下側にあり、バンドを取り外せばUSB充電器に直接挿せる。付属の専用充電器を使うほかの2製品よりも使いやすいだろう。