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 「顧客満足度調査」全25部門の中から「グループウエア/ビジネスチャット」「ERP」「データベースソフト」「データ分析・利活用支援ソフト/サービス」「運用管理・仮想化ソフト/サービス(サーバー/ネットワーク)」「同(クライアント)」「セキュリティー対策製品」「ビデオ・音声会議システム/サービス」「RPAソフト/サービス」「経費精算ソフト/サービス」のソフト関連10部門のランキングを解説する。

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グループウエア/ビジネスチャット

ワークスモバイル大躍進 対象外から一気に首位へ

 前回、回答数などの条件でランキング対象外だったワークスモバイルジャパンがランクインし、初の首位に立った。「性能・機能」「運用性」「コスト」で全社平均より5ポイント以上高い評価を得た他、「サポート」も全社平均より3.0ポイント高かった。2位は前回調査に続きサイボウズ。「信頼性」「運用性」「コスト」「サポート」の4項目が全社平均より5ポイント以上高かった。3位は「信頼性」「コスト」「サポート」で特に評価が高かったネオジャパンだった。

注)HCL Japanは、日本IBMのこの分野の旧事業を継承以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。NEC(63.6、27件)
注)HCL Japanは、日本IBMのこの分野の旧事業を継承以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。NEC(63.6、27件)
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ERP

OBCが3連覇 全項目で大きく平均超え

 1位はオービックビジネスコンサルタント(OBC)が獲得し、3連覇を達成した。「性能・機能」「信頼性」など全ての項目が全社平均よりも11.5ポイント以上高かった。特に「運用性」は全社平均を15.7ポイント上回った。2位には前回調査でランキング対象外だったミロク情報サービスが入った。「コスト」が全社平均を9.7ポイント上回った他、「性能・機能」「運用性」「サポート」も評価が高かった。3位はNECだった。

以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。OSK/大塚商会(70.7、27件)、スーパーストリーム(60.1、29件)、日本オラクル(61.9、23件)、日本マイクロソフト(50.4、20件)、ワークスアプリケーションズ(42.5、28件)
以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。OSK/大塚商会(70.7、27件)、スーパーストリーム(60.1、29件)、日本オラクル(61.9、23件)、日本マイクロソフト(50.4、20件)、ワークスアプリケーションズ(42.5、28件)
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データベースソフト

トップは日本IBM 部門統合以来6連覇

 首位から3位までの顔ぶれは前回調査と変わらなかった。トップは日本IBMだった。2016年に「オープン系」「独自OS系」という各データベースソフト部門を統合して以降、6連覇となった。「性能・機能」「信頼性」「コスト」「サポート」が全社平均より5ポイント以上高かった。2位は日本マイクロソフトだった。

オープンソースソフトの「PostgreSQL」と「MySQL」は参考値として扱う。その旨を調査票にも明記した。以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。富士通(61.9、24件)、PostgreSQL(73.9、54件)、MySQL(71.4、39件)
オープンソースソフトの「PostgreSQL」と「MySQL」は参考値として扱う。その旨を調査票にも明記した。以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。富士通(61.9、24件)、PostgreSQL(73.9、54件)、MySQL(71.4、39件)
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データ分析・利活用支援ソフト/サービス

日本MSが返り咲き 2015年以来6年ぶり

 日本マイクロソフトが2015年以来(当時の部門名は「情報分析・意思決定支援ソフト」)、6年ぶりに首位に返り咲いた。「運用性」「コスト」が全社平均より5ポイント以上高かった他、「性能・機能」「サポート」も全社平均より2.5ポイント以上高かった。2位はウイングアーク1stだった。「信頼性」「サポート」が全社平均より2.5ポイント以上高い評価だった。

以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。クリックテック・ジャパン(62.0、29件)、日本IBM(54.5、20件)、日本オラクル(61.1、24件)、富士通(61.0、27件)
以下は参考値。カッコ内は総合満足度、回答数。クリックテック・ジャパン(62.0、29件)、日本IBM(54.5、20件)、日本オラクル(61.1、24件)、富士通(61.0、27件)
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