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 日産自動車が電気自動車(EV)を「走る蓄電池」として活用する体制をつくっている。全国の自治体や企業と連携し、災害時の非常用電源などとしてEVのバッテリーを役立てる(図1)。移動手段にとどまらないEVの活用法をアピールし、普及につなげていく。

図1 日産のEV「リーフ」から給電する様子
図1 日産のEV「リーフ」から給電する様子
リーフが搭載するバッテリーから可搬型給電器などを介して家電製品などに給電できる。(出所:日産自動車)
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 同社はこのEVを通じた社会課題の解決を目指す活動を「ブルー・スイッチ」と名付けた。日産自動車のEV「リーフ」の国内累計販売10万台突破を記念して、2018年5月にスタートした(図2)。「ブルー」には「きれいな空、海を守りたい」、「スイッチ」には「その活動を始めるスイッチを押す」といった意味が込められている。

図2 日産リーフの国内累計販売10万台突破を記念して開催したフォーラムで「ブルー・スイッチ」の始動を宣言した
図2 日産リーフの国内累計販売10万台突破を記念して開催したフォーラムで「ブルー・スイッチ」の始動を宣言した
(出所:日産自動車)
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