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 長期化する新型コロナウイルス感染拡大。世界中で進む、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み。産業構造が大きく変化する中で、2022年に飛躍が見込まれるのはどんな業界なのか。『日経業界地図 2022年版』から、要注目分野の「業界地図」を紹介する。今回は、半導体・半導体製造装置の業界地図を見ていこう。

「半導体・半導体製造装置」のポイント
  • 需要急増で世界的な半導体不足に
  • 米中対立でサプライチェーンの見直しも

 半導体市場は技術革新の競争が激しく、巨額の研究開発費と設備投資で高性能な製品をつくるビジネス。韓国サムスン電子や米インテルといった大手半導体メーカー、多くの日系メーカーでは自社で半導体を生産する場合もあるが、設計と製造を分業する場合も多い。半導体を受託製造する企業(ファウンドリー)の代表格に、台湾積体電路製造(TSMC)などがある。

(出所)米ガートナー、2021年4月
(出所)米ガートナー、2021年4月
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(出所)米ガートナー、2021年4月、ウエハーレベル製造装置(後工程装置は除く)
(出所)米ガートナー、2021年4月、ウエハーレベル製造装置(後工程装置は除く)
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最近の動向

 高速通信規格「5G」の実用化やメモリー市況の回復を受けて、2020年以降、半導体市場は再び拡大を続けている。サムスン電子やキオクシアなどはNAND型フラッシュメモリーの増産に向けた大型投資を発表。演算を担うロジック半導体では、TSMCを筆頭に、線幅を狭める「微細化」の投資に注力する。