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 メカニカルスイッチ方式のスイッチでは、ドイツCherry(チェリー)の「CHERRY MXスイッチ」が有名だ。CHERRY MXスイッチには複数種類あり、キーを支える軸の色によって見分けられるようになっている。

 「赤軸」はキー荷重が45gと軽いのでキータッチが軽く、キーを打ち込んだときの音が出にくい。この荷重を60gに変えたのが「黒軸」である。荷重を55gにして入力時にクリックする感触があるのが「茶軸」。茶軸の荷重を65gに変えたのが「クリア軸」である。

 このほか、キー荷重が60gで派手なクリック音が出る「青軸」や、赤軸の音をさらに軽減させた「静音赤軸」、打ち込む量を通常2ミリメールから1.2ミリメール程度に浅くした「スピードシルバー軸」などがある。軽いキータッチを望むなら赤軸を、しっかりとしたキータッチを望むなら茶軸を、クリック音が欲しければ青軸を選ぶとよいだろう。

 CHERRY MXスイッチ以外のスイッチを採用した製品でも、軸の色で特徴を把握できるようにしている。例えば、ロジクールのキーボードが採用する「GX BROWN」というスイッチは、CHERRY MXスイッチの茶軸と同じような打ち心地になっている。

メカニカルスイッチ方式は機械式スイッチで入力を認識する仕組み。軸の色でキーの特性が変わり、それを売りにしたキーボードも多い。写真は茶軸のメカニカルスイッチ方式
メカニカルスイッチ方式は機械式スイッチで入力を認識する仕組み。軸の色でキーの特性が変わり、それを売りにしたキーボードも多い。写真は茶軸のメカニカルスイッチ方式
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マウスはセンサーの種類に注目

 マウスはセンサーの種類によって特性が異なる。光学式、レーザー式、LED式などがある。

 光学式は赤色LEDを利用し、光の反射を読み取ることでマウスの動きを認識する。低価格の割に読み取り精度は高いが、光が反射しやすい光沢のある素材や光が透過してしまう透明な素材の上では読み取り精度が悪くなる。

 レーザー式は目に見えないレーザー光でマウスの動きを認識する仕組み。高価だが、光学式が苦手としている光沢や透明な素材の上でも難なく利用できる。

 LED式は青色LEDや赤外線LEDなどを使ってマウスの動きを把握する。消費電力が低いので、ワイヤレスマウスで長時間動作できるというメリットがある。

 マウスの仕様ではDPIやポーリングレートといった数値を目にする。DPIは「ドット/インチ」の略で、マウスの感度を示す数値だ。400DPIの場合、マウスを1インチ動かしたときにマウスカーソルが400ドット分動くことを示す。ポーリングレートは、マウスの動作状況をパソコンに送信する頻度を示す。1秒間に送信する回数をHz(ヘルツ)で表し、数値が多いほどマウスカーソルは滑らかに動く。

 「リフトオフディスタンス」はマウスを浮かしたときに、どこまで浮かせば反応しなくなるかを示す値。ゲーミングマウスなどは設定で調節できる。

センサーの種類によって特性が異なる。写真は青色LEDセンサーを採用するマウス
センサーの種類によって特性が異なる。写真は青色LEDセンサーを採用するマウス
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