ドイツ自動車工業会(VDA)が主催し、2年に1回同国で開かれるモーターショー。前回までのフランクフルトからミュンヘンに開催地を移した。一般公開は現地時間2021年9月7~12日。感染予防対策をとりながらリアルで開催する。

ミュンヘンモーターショー2021
目次
-
ボッシュ、EV充電ケーブル約40%軽量化 制御機能をプラグに統合
ドイツBosch(ボッシュ)は2021年9月6日(現地時間)、世界初の制御ユニットのない電気自動車(EV)向けの充電ケーブルを発表した。従来のEV向けの充電ケーブルより約40%軽量化できたという。「ミュンヘンモーターショー2021(IAA MOBILITY 2021、一般公開日:21年9月7~12…
-
VWCV、自動運転のテストカー「ID. BUZZ AD」を公開
Argo AIの自動運転機能を搭載
ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)の小型商用車部門を担うVolkswagen Commercial Vehicles(フォルクスワーゲン・コマーシャル・ビークル、VWCV)は2021年9月5日、「ミュンヘンモーターショー2021(IAA MOBILITY 2021、一般公開日:…
-
モービルアイ、22年にドイツでロボタクシー試験サービス
米Intel(インテル)傘下のイスラエルMobileye(モービルアイ)は、ドイツのモビリティーサービス大手Sixt SE(シクストSE)と提携し、2022年からドイツのミュンヘンでロボタクシーの試験サービスを始めると発表した。
-
アウディの高級コンセプトカー、ジェスチャー操作を追求
ドイツAudi(アウディ)は、新型のコンセプト電気自動車(EV)「グランドスフィア」を発表した。「ミュンヘンモーターショー2021(IAA MOBILITY 2021、一般公開日:21年9月7~12日)」で展示する。従来のディスプレーを廃し、一部の機能をジェスチャーで操作できるようにした。
-
ポルシェ、EV電圧900Vへとさらに増強 競技用で24年投入
ドイツPorsche(ポルシェ)が、電気自動車(EV)の高電圧化に力を注いでいる。電池電圧を従来の800Vから900Vに高めた競技用EVのコンセプト「Mission R」を発表した。充電時間を短縮できる。「(1車種で競技する)ワンメークレースの将来を見据えたもの」(同社)と位置付け、2024年まで…
-
シェフラーとモービルアイ、自動運転PF開発 23年投入
ドイツSchaeffler(シェフラー)は、米Intel(インテル)傘下の車載半導体大手であるイスラエルMobileye(モービルアイ)と長期間提携することを明らかにした。シェフラーが開発中の新しいモビリティーへの採用を想定したモジュラー型プラットフォーム(PF)「Rolling Chassis(…
-
ZF、電動駆動系の開発期間を半減へ 開発キット提供
ドイツZFは2021年9月6日(現地時間)、電動駆動系の開発期間を最大50%短縮できる技術「モジュラーeDriveキット」を「ミュンヘンモーターショー2021(IAA MOBILITY 2021、一般公開日:21年9月7~12日)」で世界初公開した。
-
コンチネンタル、タイヤを持続可能に トレッドを複数回交換
ドイツ・コンチネンタル(Continental)は、「ミュンヘンモーターショー2021(IAA MOBILITY 2021、一般公開日:21年9月7~12日)」で、持続可能なタイヤのコンセプト「Conti GreenConcept」を発表した。再生可能な材料やリサイクルされた材料を高い割合で使い、…
-
VW、2万ユーロの小型EVを2025年投入へ 初の前輪駆動「ID. LIFE」発表
ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)は2021年9月6日(現地時間)、価格を2万ユーロ(1ユーロ=130円換算で260万円)まで抑えた小型の電気自動車(EV)を25年に市場投入すると発表した。
-
BMW、完全リサイクル材車両 競争軸はCO2から資源循環へ
ドイツBMWは、リサイクル材と再生可能な材料で100%構成したコンセプト車を発表した。2040年ごろの小型で高級な自家用車を想定したもの。自動車開発の競争軸は今後、二酸化炭素に加えて「資源循環」が重要になると見込む。
-
ダイムラー、新型EV4車種を世界初公開 Gクラスも電動化
ドイツDaimler(ダイムラー)は2021年9月5日(現地時間)、「ミュンヘンモーターショー2021(IAA MOBILITY 2021、一般公開日:21年9月7~12日)」で、Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)ブランドの新型電気自動車(EV)4車種を世界初公開すると発表した。同日…