キャリアアップや人間関係構築、給与などの待遇面、転職や起業――。技術者の多くは、自分の働き方について様々な悩みや不安を抱えている。
人事コンサルタントとして様々な企業の職場活性化を支援する筆者が、こうした不安を解消し、組織で働く楽しみを見いだすための具体的な方法を紹介する。
関連する連載 技術者の転職 ホントの話
キャリアアップや人間関係構築、給与などの待遇面、転職や起業――。技術者の多くは、自分の働き方について様々な悩みや不安を抱えている。
人事コンサルタントとして様々な企業の職場活性化を支援する筆者が、こうした不安を解消し、組織で働く楽しみを見いだすための具体的な方法を紹介する。
関連する連載 技術者の転職 ホントの話筆者がお薦めしたいのは、「求人を目的としていないイベント」です。製品やサービスの展示会は、実は転職情報の宝庫です。生の情報を入手するために、筆者もしばしば参加しています。
筆者は10回に及ぶ転職を通じて、自分で激しい変化をつくってきました。それが良かったかどうかは分かりませんが、振り返ってみれば「好奇心」が筆者を救い、前に進む力を与えてくれたと感じています。
将来を見据えることが難しい時代にどう対応していくかは重大なテーマです。キーワードとなるのは「学び」だと筆者は考えています。
役職定年を迎えたものの職場も仕事内容も変わらず、変化したのは給与が減ったことのみ。こんなときにどのような気持ちで仕事に取り組んだらよいのでしょうか。ある55歳が実践したことを紹介します。
配属されたばかりの新人が戸惑いやすいことを紹介します。先輩社員にとっては思いもかけないことかもしれませんが、新人に適切なサポートをするためにもぜひ知っておいてください。新人の方は、困っているのは自分だけではないと知って心を軽くしていただきたいと思います。
雑談を通じて、緊張している新人の気持ちをほぐし、職場になじみやすくしたい。しかし、いざとなるとどんな会話をしてよいか分からない――。そんな人にお薦めの雑談ネタをご紹介します。
「人が足りない」という悩みを抱える職場はたくさんあります。なぜ常に人が足りないのでしょう。どうして自分の部署には人が配属されないのでしょうか。
転職に関しては、「そもそもどんな情報を集めたらよいか分からない」という人も少なくありません。そうしたときにお勧めしたいのがリアルイベントへの参加です。人に会って話すことで、今どんな人材が求められているか、自分の市場価値はどれくらいかを感じ取れます。
筆者はこれまで、およそ5000人の営業担当者に対して研修を実施してきました。多くの営業担当者と接しながら売れる営業担当者の分析をして研修に生かしてきたのですが、発見したのは、「売れる営業には、圧倒的な情報量がある」ことです。
なぜ新人が育たないのか。トレーナーの教え方が悪いのかもしれませんし、新人にやる気がなかったり覚えが悪かったりするのかもしれません。しかしそれ以前に着目したい点があります。「新人は自社の業界や商品に関心があるか」ということです。
新人育成で重要になるのが、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)における指導役(トレーナー)と新人との相性です。この2人の価値観が「何となく同じ」か「何となく違う」かのどちらかで、指導のしやすさは大きく変わります。これは運の要素が大きく、「OJTガチャ」ともいえるものです。
「いくら英語が話せても、仕事ができなければ仕方ない」「英語ができなくても、仕事ができれば大丈夫」。会社員時代の筆者は英語についてこう考えていました。しかし時代とともに状況も変わってきたようです。
「一緒に仕事をされていた●●さんの働きぶりについて、教えていただけますか」。見知らぬ人材エージェントから突然、こんな連絡を受けることがあります。これは「リファレンスチェック」などと呼ばれるものです。
入社後の人間関係構築をスムーズにするには、「逆面接」がお勧めです。上司や先輩、同僚などに対してインタビューを実施するのです。
筆者は「副業はしなくてはならないもの」と考えるのはお勧めしません。働き方が窮屈になり、本業にも副業にも良くない影響を与えかねないからです。
「これまで会社に貢献してきたのに、裏切られた」。年齢を問わず、組織で働く人から受ける相談です。自分のスキルを発揮できる部署にようやく配置されたのにすぐに異動になった、成果を出したのに正当に評価されなかったなど、原因はさまざまです。
転職活動の際には、人材エージェントなどから「年収はいくらくらい欲しいか」と尋ねられることがあります。一体、みんなどれくらいを希望しているのでしょうか。
研修やカウンセリングでも「仕事とプライベートの両方を充実させるにはどうすればよいか」という質問をよく受けます。筆者は「まず、達成したいことを明確にすべし」と答えています。
退職後の暮らしについてはそれほど理解が進んでいない印象があります。例えば、これまで会社に任せきりにしてきた税金や健康保険などの支払いです。資産運用をどうするかだけでなく、こうした支出や手続きについても理解しておく必要があります。
「優秀な人ほど転職する」という話をよく聞きます。転職していく同期を何人も見送りながら、今の会社に残っている自分はこの人たちと比べて劣っているのではないかと思っている人もいるかもしれません。