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 「視線入力AF(自動焦点)を搭載しない開発日程を出してみてくれないか」。2020年春。突然の相談に、新型フルサイズ(35mmセンサー)ミラーレスカメラ「EOS R3」開発責任者の清田真人(キヤノンイメージコミュニケーション事業本部部長)は頭を抱えた。政府が発令した「緊急事態宣言」下、21年夏に開催がずれた東京五輪・パラリンピックでの試験投入に向けて奮闘を続けてきた。ここにきての大幅な設計変更に対応できるのか。

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