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5GHz帯の屋外利用は注意

 庭やベランダなどで作業をする場合、注意したいのがWi-Fiの利用だ。これらの場所は自宅敷地内であっても法律的には屋外扱いとなり、そこでのWi-Fi利用は屋外通信になる。電波法では、一般のユーザーが屋外で無条件で使用できる5GHz帯は、「W56」と呼ぶチャンネルのみ(図7)。5GHz帯は移動衛星や気象レーダーなどで使用されており、W56ではこうした機器との電波干渉を防ぐ仕組みがある。最近は2.4GHz帯よりも高速な5GHz帯でつなぐユーザーが増えている。そのまま気付かずに違反してしまう恐れがある。

Wi-Fiの5GHz帯は屋外で帯域が限られる
Wi-Fiの5GHz帯は屋外で帯域が限られる
図7 ベランダやバルコニー、庭といった屋外でWi-Fiを使う場合、電波法により、5GHz帯は5.6GHz帯(W56)を除いて利用できない
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 屋外で作業する場合は、ルーターで5GHz帯の使用チャンネルを設定しておこう。ただし、W56のチャンネルには日本独自の仕様があり、海外メーカーのWi-Fiルーターなどで利用できない製品もある(図8)。

 エレコムのWi-Fi中継機「WTC-C1167GC」は、通信機能を2.4GHz帯および5GHz帯のW56に限定できる「離れ家モード」を備える(図9)。屋外のテレワーク用には、こうした製品を選ぶと安心だ。

図8 ティーピーリンクジャパンのWi-Fiルーター「Archer AX20」の設定画面。5GHz帯での「チャンネル」の選択肢には、W56で利用できる100チャンネル以上の項目ががない
図8 ティーピーリンクジャパンのWi-Fiルーター「Archer AX20」の設定画面。5GHz帯での「チャンネル」の選択肢には、W56で利用できる100チャンネル以上の項目ががない
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屋外通信に適したWi-Fi中継機もある
屋外通信に適したWi-Fi中継機もある
図9 エレコムのWi-Fi 中継機「WTC-C1167GC」(左)。独自機能の「離れ家モード」に設定すると、5GHz帯の通信チャンネルを屋外利用が可能なW56のみに限定できる(右)
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 一般的な住居のベランダやバルコニーは奥行きが1m前後しかない。洗濯物を干すなどで日常的に使いつつ、ワークスペースとしても使うなら、設置するテーブルや椅子は省スペースタイプの製品が望ましい。イケアの「テルノー」は屋外用の折り畳み式テーブルと椅子のセット(図10)。サイズはテーブルが幅54×奥行き55cm、椅子が幅39×奥行き28cmとコンパクトだ。そのほか、手すりに掛けて使うタイプの小型テーブルもある(図11)。

庭やベランダに向くコンパクトな屋外用テーブル
庭やベランダに向くコンパクトな屋外用テーブル
図10 屋外用のテーブルとチェアがセットになったイケアの「テルノー」。いずれも折り畳み式。直販価格は4999円
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図11 武田コーポレーションのガーデンテーブル。バルコニーやベランダの手すりに固定する。実勢価格は約4000円
図11 武田コーポレーションのガーデンテーブル。バルコニーやベランダの手すりに固定する。実勢価格は約4000円
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