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 私たちはPCやスマホでWebブラウザーを使わない日はないといってもよいでしょう。様々な記事を読む他、メール、音楽や動画、SNS、ショッピング、チャットやビデオ会議、書類作成など、いまやOSにインストールするアプリでできる多くのことをWeb上でできるようになりました。この特集では、そうしたWebの最新技術を解説します。

 現在、Webは多種多様な利用がされています。私たちはPC・スマホでWebブラウザーを使わない日はないといっても良いでしょう。

 Webブラウザーでニュースを見たりする他、メール、音楽&動画、SNS、ショッピング、チャットやビデオ会議、書類作成といった、OSにインストールするようなアプリでできる多くの事をWeb上でできるようになりました。

 PCにインストールするアプリではWebでは難しい画像処理など、CPUリソースを大量に利用する処理で使うことが多いですが、それもWASM(WebAssembly)によって、Webブラウザー上で高速に行えるようになってきています。このように、Webはもはや現代では必要不可欠な物と言ってもよいでしょう。

様々なWebの利用形態
様々なWebの利用形態
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WebページはDOMで成り立っている

 Webは1ページに複数の機能を持つのは当たり前になっています。例えば、Googleのトップページを見てみると、検索ボックスの他にもログイン機能・メール・アプリへのリンクなどがあります。

 このときは東京五輪が開催されていたのでGoogleのロゴをクリックするとミニゲームをプレーできました。

Googleトップページの構造を3D表示した様子
Googleトップページの構造を3D表示した様子
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 これはMicrosoft Edgeの3D View機能を使ってみたもので、シンプルなように見えるWebページであっても、機能をちりばめて多数のDOM(HTMLの文章などをWebページとして利用するための仕様)の階層によって一つのWebページが構成されていることが分かります。

 自身でWebサーバーをクラウド上に立てて使うのも非常に便利になりました。昔はネットワーク・サーバー機器を自身でデータセンターに構築する必要がありました。

 データセンターに籠もって、L2/L3スイッチ・サーバーをキッティングして、ラックに持ち上げてマウントして、ケーブルを配線・外部からネットワークの疎通を確認して──といった作業がクラウドの登場で一気に便利になりました。Webからサーバーのスペックを決めて立ち上げるだけで、すぐ使えるようになりました。

 実験的にWebからサーバーを作ってnginx(エンジンエックス)を立ち上げてアクセス確認するまで行ってみたところ、ほんの2分でインターネットからアクセスできました。このように、Webのクライアント側・サーバー側も大きく進化してきたといえます。