米Microsoft(マイクロソフト)は、従業員に学習の機会を提供したり、習慣化された行動を分析し効果的な行動を提案したりするためのプラットフォーム「Microsoft Viva」を提供している。Microsoft 365の新しいサービスとして、2021年2月に発表された。
Microsoft Vivaは、「Microsoft Vivaコネクション」「Microsoft Vivaラーニング」「Microsoft Vivaトピック」「Microsoft Vivaインサイト」という4つの機能で構成される。Microsoft Vivaラーニングでは、Teamsでの会議の進め方やOutlook・ExcelといったMicrosoft 365アプリの操作方法などを学習できる。使い方を紹介しよう。
なお、本連載ではMicrosoft 365 Business Standardのプランで、主にWebブラウザー経由で動作を確認している。Officeのバージョンや仕様変更、ユーザーの環境によっては、ここで説明する機能が使えない場合や画面が異なる場合がある。
TeamsにVivaラーニングを追加する
Microsoft Vivaラーニング(以下、Vivaラーニング)は、従業員がMicrosoft 365などを利用するための学習コンテンツを提供している。Teamsにアプリとして追加することで利用できるようになる。追加すると、Vivaラーニングの「ホーム」、「学習」タブが表示される。
起動時には、ポップヒントのツアーが表示され、どのような操作ができるかを確認できる。このツアーは、画面右上の「…」(その他のオプション)をクリックし、「ツアーを開始」をクリックすれば、後から確認することも可能だ。
Vivaラーニングを利用する
Vivaラーニングの「ホーム」タブでは、操作のためのヒントが表示されている。画面を下側にスクロールすると、コンテンツの一覧が表示される。このコンテンツをクリックすると、どのような学習ができるかの詳細画面が表示される。あらためて、動画部分をクリックすると、動画が始まる。