仕事は正解のない課題の連続だ。手探りでも解決の方策を見いだし、周囲を説得して前に進むしかない。
そこで必要になるのが、論理的な思考力。論理的に考えを進めていけば、見当もつかなかったようなお題にも答えが見いだせるようになるし、周囲も納得させられる。本連載では、論理的推論の手法「フェルミ推定」などを用いた論理的思考法を解説する。上司や顧客へのプレゼン、事業企画など実務で役立つほか、採用面接などでも活用できるノウハウを紹介する。
仕事は正解のない課題の連続だ。手探りでも解決の方策を見いだし、周囲を説得して前に進むしかない。
そこで必要になるのが、論理的な思考力。論理的に考えを進めていけば、見当もつかなかったようなお題にも答えが見いだせるようになるし、周囲も納得させられる。本連載では、論理的推論の手法「フェルミ推定」などを用いた論理的思考法を解説する。上司や顧客へのプレゼン、事業企画など実務で役立つほか、採用面接などでも活用できるノウハウを紹介する。
リーダーを任されるようになるには、どうしたらよいのでしょうか。リーダーに求められる要素は多岐にわたりますが、今回は「新人がリーダーを任せられる人になるまでの3つの段階」を基に考えてみましょう。
チームリーダーになりたい、プロジェクトリーダーを目指したいと考えている若手は多いでしょう。しかしそのために何をしたらよいか分からないという声をよく聞きます。手始めに筆者がお勧めしたいのは、毎度の会議の終了時にToDoリストをメール送信することです。
頑張って仕事に取り組んでいるのに、上司に注意されてしまう。原因は、上司への報告タイミングの誤りかもしれません。そこでご紹介したいのが、「2割8割の報告」というルールです。
自分が企画し、時間をかけて開発した商品が売れない。過去の欠点を改善した新製品を企画したいが、うまい方法がない。そんな悩みを抱える人にぜひ知っていただきたいのが、「弱みをアピールポイントに変える」逆転の発想です。
散布図と聞くと、データがプロットされているグラフが思い浮かびます。データの散らばりから全体傾向を読み取るために使われることが多いのですが、今回の目的は異なります。さまざまな軸の組み合わせでデータをプロットして、各軸の端にある「外れ値」を基に一部の成功・失敗事例を見つけ出すことを目指します。
「競合分析をしておいて」。そう指示されて業界リポートを調べる人がいますが、真の競合はそこには掲載されていないかもしれません。では、どうやって見つければよいのでしょうか。
「競合企業の調査」と聞くと、自社と同じ製品を取り扱っている同業者をイメージしがちです。しかし、競合分析をする際の視点としては十分とはいえません。真の競合は、「目線を広げて発見する」ことが重要です。
担当製品の売れ行きが不振。開発や企画の担当者からすると「販促面に問題がある」と感じるかもしれませんが、そうとは限りません。本当の原因を導き出すためのテンプレートを紹介します。
相手に効果的に伝わる資料を一から作るのは大変です。今回は、プレゼンの説得力をぐっと高められるテンプレートをご紹介します。
新卒・中途採用における採用面接。自己アピールや質疑の準備を入念に重ねた応募者ほど、してしまいやすい失敗があります。「準備した内容をそのまま話してしまう」ことです。
面接での質問タイムは、自己アピールにつながる大事な場です。効果的な質問をするための方法を解説します。
面接官に評価される志望動機をつくるには、2つの要素を含める必要があります。(1)応募企業に対するあなたの理解、(2)あなた自身についてです。
面接の冒頭に自己紹介を求められるケースは多いのですが、応募者が何でも自由に好きなことを発言できる貴重な場面です。さらに冒頭ですから、面接官にとって印象が真っさらな状態で自分に関する情報を伝えられます。この機会を利用しない手はありません。
なぜ、面接で失敗体験を語るのが効果的なのか。どのように失敗体験を語れば、面接官の心に残るのか。それをご説明します。
求人への応募者は、その会社に対して自分が何を説明すべきか戦略的に考えておくことが必要です。今回は、面接で効果的な自己アピールをするために役立つテンプレートをご紹介します。面接官としての経験を基に筆者が作ったものです。
入社面談でフェルミ推定に基づいたお題が出される場合、候補者が出した数値に対して「もっと分解して考えられない?」などと面接官が質問をすることがあります。不安を覚える候補者は少なくありませんが、実はこれは歓迎すべきことです。
コンサルティング会社の面接のような難しいお題が出たときに役立つ、フェルミ推定のテクニックを紹介します。ぜひ覚えていただきたいポイントは「その製品が使われるシーンを想像し、分解・整理すること」です。
把握したい未知の数値・データを、素早く論理的に求めるにはどうしたらよいでしょう。「フェルミ推定」の基本を紹介します。