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 上司に指示された資料を一生懸命に作成し、自信を持って提出した。しかし上司からは苦い顔をされた――。

 仕事の現場ではこんな若手をよく見かけます。頑張って仕事に取り組む人ほど、こうした目に遭う傾向があります。一体なぜでしょう。

 多くの場合、原因は上司への報告タイミングの誤りです。「もう少しだけ自分でやってみよう」「質問するのはここまで出来上がってからにしよう」「きちんと整理してから上司に相談しよう」などと考えて、一人で頑張ってしまうのです。自分で抱え込んでしまい、ある程度作業を進めてから上司に相談・報告をします。

適切なタイミングで上司に報告・相談することが重要
適切なタイミングで上司に報告・相談することが重要
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 このときの上司の気持ちはどんなものでしょうか。「1人で頑張って偉いな」と感心する人よりも、「期待と違うことをして、時間を無駄にしてしまったな」「もっと早く声をかけてくれればアドバイスができたのに」「あいつは報告・確認が遅いな」という印象を抱く人が多いはずです。

 上司のアドバイスを一切受けずに、期待通りの資料を最初から最後まで作れる若手はほとんどいません。自分だけで考えて作業をどんどん進めてしまうと、上司の期待と本人の成果物にギャップが出てしまいます。上司からは「成果を出せない人」と思われてしまい、評価も低くなります。

 本人は頑張っているつもりなのに、それが上司に評価されない。そんな不幸を避けるためにご紹介したいのが、「2割8割の報告」というルールです。

「2割8割の報告」で無駄な時間をなくす
「2割8割の報告」で無駄な時間をなくす
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完成度2割のタイミングで上司に報告する

 上司から何らかの資料作成を依頼されたとしましょう。まず2割が完成したタイミングで、上司に報告します。