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 新しいプロジェクトに参加することが決まったとき、何をどう進めるべきかの計画づくりはとても重要です。意欲がある人ほど「あれもやりたい」「これもしなくては」とさまざまな仕事を思い浮かべるでしょう。

どの順で何に取り組むか、計画づくりは重要
どの順で何に取り組むか、計画づくりは重要
(出所:小早川 鳳明)
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 一般的なのは、こうして思いついた仕事を列挙して、それらに優先順位を付ける方法です。しかしこれだけでは、必要な仕事を網羅できているとは限りません。優先順位が適切かの判断も難しいでしょう。

 仕事を漏れなく洗い出し、そのうち優先度が高いものが何かチームで意識を合わせるには、中間ゴールを定めるのが有効です。1年先、3年先、5年先の中間ゴールを設定し、それを基に仕事を分解・整理していきます。

ステップ1:中間ゴールでどうなっていたいかを書き出す
 まず、各段階の中間ゴールでどのようになっていたいかを書き出しましょう。目下取り組んでいる仕事を続けることで、何を目指したいのか明確にするためです。

中間ゴールでどうなっていたいかを書き出す
中間ゴールでどうなっていたいかを書き出す
(出所:小早川 鳳明)
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ステップ2:中間ゴールを構成要素に分解する
 ステップ1で定めた中間ゴールの構成要素を分解してみましょう。分解というと大変そうに感じるかもしれませんが、あまり難しく考える必要はありません。

 「〇〇(中間ゴール)を実現している状態とは、すなわち△△も実現している状態であることが望ましい」とし、この△△に当てはまるものを考えます。これが分解です。3~5つほどに分解する、つまり△△を3~5つ洗い出しましょう。

 例えば1年後の中間ゴールが「製品の量産を開始できている」だった場合、その構成要素としては「製品開発が完了している(開発面)」「量産設計・ライン設計が完了している(製造面)」などに分解できます。

中間ゴールを構成要素に分解する
中間ゴールを構成要素に分解する
(出所:小早川 鳳明)
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