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 マンガ家のすがやみつる氏は2021年10月13日、オンラインで開催された「日経クロステック EXPO 2021」で「生涯マンガ家&プログラマ、すがやみつるはなぜ描き続けるのか」と題して講演。2020年4月に「ゲームセンターあらしと学ぶ プログラミング入門 まんが版こんにちはPython」(以下、「こんにちはPython」)を出版した背景や、プログラミングの魅力などについて語った。

 同講演は「日経の本ラジオ」との連動企画として実施し、聞き手は「日経の本ラジオ」パーソナリティーの尾上真也が務めた。「日経の本ラジオ」とは日経BPが発行する本の著者や編集者を招き、執筆に至った背景や裏話などを引き出すネットラジオ番組である。

「こんにちはPython」について語るマンガ家のすがやみつる氏(右)。本を開きながら話を聞くのは日経BPの尾上真也(左)
「こんにちはPython」について語るマンガ家のすがやみつる氏(右)。本を開きながら話を聞くのは日経BPの尾上真也(左)
(出所:日経クロステック、配信動画をキャプチャー)
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 1950年に静岡県富士市で生まれたすがや氏は、小学校の頃からマンガを描き始めて、高校卒業後に上京してマンガ家の道に進んだ。石ノ森章太郎氏が運営する石森プロに所属し、1972年に「仮面ライダー」でマンガデビュー。1978年には「ゲームセンターあらし」というマンガを描き始め、1979年の2回目で当時大ブームになっていた「インベーダーゲーム」を取り上げたところ、大人気となって連載がスタートした。

 すがや氏は「ゲームセンターあらし」がアニメ化された1982年には、BASIC言語を使ったプログラミングを学べる「まんが版こんにちはマイコン」(以下、「こんにちはマイコン」)を出版する。すがや氏は、若いころからアマチュア無線を趣味にしていたこともあり、そこからマイコンに興味を持つのは自然の流れだった。「アマチュア無線で誰かと会話しながら、それを眠気覚ましにして仮面ライダーのマンガを徹夜で描いていた」という。