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心がととのう室内空間

 MX-30が提供する2つ目の価値が「心がととのう室内空間」だ。「お客様が車に乗り込まれた瞬間から心が整う室内空間を提供したいと考え、実現のために造形や色、素材、機能の調和を図った」(上藤氏)。

 環境負荷が少ないコルク素材や人工皮革、リサイクルファブリック、ペットボトルのリサイクル原料から作られた呼吸感素材などを採用。タッチパネルディスプレーのインタラクション機能は、車に乗り込むたびに少しずつ違うグラフィックがドライバーを迎え、人とクルマの心理的距離を近付ける体験を提供するようになっている。

 「お客様の中には、運転を楽しみと捉えられていないシーンやケースもある。運転免許取りたてのときや新しい車を手にしたときは、ワクワクと同時に、運転による疲れや、運転に対する不安を感じることもあるだろう。このような状態のサポートを目的にこの新機能を開発した」(上藤氏)。

 ここで上藤氏が見せたのは、免許取得・新車購入からの時間軸による総合的心理状態の変化グラフだ。人間の状態を「生理指標」と「行動指標」、「主観指標」の3つの指標で評価する。「生理指標としては左優位の脳活動により、外の世界に対する注意を促しているという結果。行動指標ではタスクに対する反応の速さと正確さ。主観指標では不安の低減を確認している」(上藤氏)。

総合的心理状態の変化グラフ
総合的心理状態の変化グラフ
(出所:日経クロステック、配信動画をキャプチャー)
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