Webブラウザーが実行できるアセンブリー言語として注目されている「WebAssembly」。クライアントサイドで動かすWebアプリケーション開発で使われ始めたが、本格利用はこれからだ。今押さえておくべき、WebAssemblyの仕組みやメリット、実装時の注意点などを解説する。

特集
早わかりWebAssembly
目次
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WebAssemblyの開発環境が整う、.NET 6でクロスプラットフォーム開発が加速へ
現在、WebAssemblyを用いたアプリケーション開発の環境が整いつつある。その1つが、米Microsoft(マイクロソフト)が提供するWebアプリケーションフレームワークのASP.NET Core Blazorである。
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WebAssemblyが有効な3つのユースケース、JavaScriptとの適材適所を探る
WebアプリケーションのすべてをWasmで実装するのは現実的ではない。Wasmを実装する際の注意点と、今後考えられるユースケースについて見ていこう。
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高速処理だけではない「WebAssembly」、開発上の利点を見逃すな
WebAssembly(Wasm)はWebブラウザー上で実行できるバイナリー形式のファイルフォーマットだ。Wasmはクライアントサイドで動かすWebアプリケーションの高速化に寄与するとされ、エンジニアにとって今後押さえておきたい重要な技術である。