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 企業のクラウド利用は、もはや当たり前になりました。「最新のテクノロジーがオンデマンドで使える」「ITインフラの柔軟性・俊敏性が確保しやすい」。ほかにも理由はありますが、クラウドがビジネスにもたらす効果を多くの企業が感じています。

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9割以上が選んだのがハイブリッドクラウド 柔軟性・俊敏性をビジネス全体に

 一方、外部に出せない機密情報を保管する、あるいはわずかな遅延も許されないシステムを稼働するために、オンプレミスシステムを残したいと考える企業もあります。両方のニーズを満たすものとして、9割以上の企業が選択しているのがハイブリッドクラウドです。

 このような状況で、HPEはEdge-to-Cloudカンパニーとして、従来はお客様が購入・保有し運用してきたオンプレミスのITインフラを、クラウドサービスとして提供しています。これによってクラウドのメリットである柔軟性・俊敏性を、ビジネス全体にもたらせるようになります。

 キーワードは「すべてをas-a-Serviceで」。ここで言う「すべて」とは、利用者に近い場所でデータを収集・処理するエッジデバイスから、物理サーバー、ストレージといったオンプレミス、そしてクラウドまでを指します。複数の領域にまたがるすべてのテクノロジーを、コンサンプションベース(従量課金制)で利用できることが特長の1つです。2022年には完全な形で提供することを目指し、ここ数年、多くのM&Aやパートナー連携を強化しています。

エッジからクラウドまでを対象にIT投資の関心が高い4分野に注力

 企業のビジネス変革に貢献するため、当社が掲げているテーマは「Edge-to-Cloudカンパニー」としてお客様に寄与することです。注力分野は、IT投資の関心が高い4つの領域です。

 1つ目が「モバイル/IoT対応の強化」。5Gをはじめとするモバイルネットワークで、様々なデバイスやIoT機器をセキュアに接続します。エッジ環境を高度化するエッジAIも提供し、エッジコンピューティングによるDXを支援します。

 2つ目はニューノーマルな働き方を支える「デジタルワークプレイスの実現」です。テレワーク導入・刷新支援サービス、ゼロトラスト導入支援サービス、ネットワーク・認証ソリューション、位置情報活用ソリューションなどにより、より先進的な働き方・働く場所づくりをサポートします。

 3つ目は「データマネジメントとAIの活用支援」です。ビジネスでAIを使いたいと考える企業と共に活用戦略とロードマップを考えます。AIシステムの構築にあたっては、エッジやオンプレミス、クラウドを含むワークロードやデータの配置を最適化し、処理速度の最大化と運用負荷の軽減を実現します。低リスクかつ最適なコストでのAI活用を可能にし、早期のビジネス成果創出につなげます。

 4つ目が「ハイブリッドクラウド環境の実現」です。柔軟性や俊敏性の高さといったパブリッククラウドのメリットをオンプレミス環境でも提供します。自動化をはじめとする運用手法で、オンプレミス環境をモダナイズします。すべての環境でゼロトラストセキュリティも確保します。クラウドとデータセンターをつなぐネットワークの整備もトータルにサポートすることが可能です。

一貫した体験をサービス型で提供しパートナーと共にDXを支援

 Edge-to-Cloudカンパニーとしての戦略の核になるのが「HPE DXプラットフォーム」です。

 エッジからクラウドまでのソリューションを網羅するポートフォリオと、Edge-to-Cloudプラットフォーム「HPE Green Lake」を基盤としています。あらゆるインフラやサービスを「Web上で発注し、短期間で導入する」といった発注、導入方法を含め、クラウドと同じ感覚で利用できます。

 自社のテクノロジーに固執せず、多くのパートナーと連携し、そのソフトウエアやサービスもas-a-Serviceで利用できます。お客様のIT環境の設計・構築・運用を支援するコンサルタントや、エンジニアの拡充も進めており、日本だけでも1500人を超えます。

 HPEのソリューションによって、世界中でビジネス変革が推進されています。

 NASAは、国際宇宙ステーションの運営に欠かせないデータ処理の基盤にHPEのエッジテクノロジーを活用しています。ボルボの子会社のゼンセアクトも、我々のテクノロジーをベースにして、AIによる自動運転車の開発を進めています。

 明日のビジネスを創出するために、世界中が変化し続けています。後れをとれば致命傷になりかねません。HPEは、顧客に一貫したクラウド体験を提供することで、DXによるビジネスでの新たな価値創出や、企業の変革と発展を支援していきます。

本記事は2021年8月18日~20日にオンライン開催された「IT Japan 2021」のリポートです。