SSHは、認証や暗号化の仕組みを使って安全なリモートアクセスを実現するプロトコルである。HTTPSやFTPと組み合わせて利用する機会も多く、用途は多岐にわたる。ネットワーク技術者にとっては必修の定番プロトコルだ。そこで本特集では、SSHの基本的な仕組みから他のプロトコルとの併用、具体的な利用法までを分かりやすく解説する。

特集
いまさら聞けないSSH
出典:日経NETWORK、2021年10月号 pp.20-31 「SSH大研究」を改題、編集
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
目次
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SSHをWindows 10で試す、1台のパソコンで「公開鍵認証」を体験
「OpenSSH」を使えば、Windows上にSSHクライアントとSSHサーバーを構築できる。そこで1台のWindows 10パソコン上にSSHのクライアントソフトとサーバーソフトをインストールし、SSHサーバーに公開鍵認証でログインするまでを実践する。決して難しくない。ぜひ試してほしい
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SSHで他のプロトコルを守る、巧みな「ポートフォワーディング」を理解する
SSHの用途はリモートアクセスだけではない。SSHが確立した安全な通信路を利用して、別のアプリケーションにデータを転送することもできる。「ポートフォワーディング」と呼ばれるこの機能を解説するとともに、SSHを運用する際の注意点も紹介する。
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暗号化と認証でデータを守る、「SSH」の仕組みを徹底図解
安全なリモートアクセスを実現する「SSH」は、互いに認証したクライアントとサーバー間で暗号化した通信路を確立し、その通信路を使ってデータをやりとりする。認証や鍵共有の仕組みを図で見ていこう。
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