全1146文字
PR

 三菱自動車は2021年10月28日、中型SUV(多目的スポーツ車)の新型「アウトランダー」を約8年半ぶりに全面改良し、21年12月16日に発売すると発表した(図1~3)。日本市場ではプラグインハイブリッド車(PHEV)のみを投入する。先代車から電池セルを増やすなどして、EV航続距離を約51%高めた。

図1 三菱自動車の新型「アウトランダー」
図1 三菱自動車の新型「アウトランダー」
(撮影:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]

図2 新型アウトランダーのリアビュー
図2 新型アウトランダーのリアビュー
(撮影:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]

図3 新型アウトランダーのインストルメントパネル
図3 新型アウトランダーのインストルメントパネル
三菱自として初めて12.3インチのフルカラー液晶メーターを搭載した。中央の9インチのディスプレーはスマートフォンと連携できるナビゲーション機能を備える。(撮影:日経Automotive)
[画像のクリックで拡大表示]

 価格は462万1100~532万700円(消費税込み)である。三菱自の岡崎製作所(愛知県岡崎市)で生産し、目標販売台数は21年12月~22年3月で5000台とする。

競合車はトヨタのRAV4 PHV

 国内市場において、SUVタイプのPHEVは車種が極めて限定的である。その中で新型アウトランダーの競合車として、トヨタ自動車の中型SUV「RAV4 PHV」が挙げられる()。同モデルの価格は469万~539万円(消費税込み)で新型アウトランダーとほぼ重なる。

 新型アウトランダーは、先代車から電池セルの数を80個から96個に増やすなどして、電池の総電力量を20kWhまで高めた。これにより先代車ではRAV4 PHVに大きく離されていたEV航続距離(WLTCモード)を約51%向上させ、87kmまで延ばした。だが、依然としてRAV4 PHVが上回る。

表 アウトランダーPHEVとRAV4 PHVの比較
表 アウトランダーPHEVとRAV4 PHVの比較
三菱自とトヨタの発表情報を基に日経Automotiveが作成。(写真:三菱自、トヨタ)
[画像のクリックで拡大表示]