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 この特集では、Linuxを理解する際に重要な「ファイル」と「ディレクトリー」に関する基本を解説します。

 まずは、Linuxのディレクトリー構造と、コマンドが実行される仕組みについて説明します。

ディレクトリー構造

 WindowsやmacOSでは、アプリや文書、音楽、動画、画像などの情報をファイルに格納して扱います。いくつかのファイルをフォルダーという入れ物にまとめてグループ化することで、管理しやすくしています。Linuxも同様です。ただ、フォルダーのことを「ディレクトリー」と呼んでいます注1。本特集でもディレクトリーと記します。

 Linuxのディレクトリー構造を示します。

Linux のディレクトリー構造(主なディレクトリー)
Linux のディレクトリー構造(主なディレクトリー)
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注1 厳密には、「ディレクトリー」はファイルシステムに存在する入れ物であり、「フォルダー」は存在しない仮想的な入れ物(例えば「マイネットワーク」や「コントロールパネル」)も含みます。