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[今回の回答者]日本マイクロソフト Azureビジネス本部 マーケットデベロップメント部 プロダクトマネージャー/Azure SME 佐藤 壮一

(イラスト:岸本 ムサシ)
(イラスト:岸本 ムサシ)
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 PowerShell(パワーシェル)は、Windowsの様々な機能をコマンド(PowerShellではコマンドレットと呼びます)で操作するツールです。Windowsで実行する処理のほとんどはPowerShellで実現可能です。例えばActive Directoryを設定したり、ネットワークの設定を変更したりできます。

 Windowsには似たツールとして「コマンドプロンプト」が搭載されていますが、PowerShellにはコマンドプロンプトよりも多くのコマンドレットが用意されています。またコマンドプロンプトのコマンドはPowerShellでも実行できるので、PowerShellはいわばコマンドプロンプトの上位互換になっています。

 コマンドレットは「動詞+操作対象の名前」で構成されています。例えばパソコンに搭載されたネットワークインターフェースの情報を取得するコマンドレットは「Get-NetAdapter」です。

 PowerShellのコンソールではIntelliSense(インテリセンス)という入力支援機能を使えます。「Get-NetA」と入力してからTabキーを押せば、実行できるコマンドレットを補完できます。コマンドレットに付けるオプションなども補完可能です。

 PowerShellでは複数のコマンドレットを連続して実行するスクリプトを記述できます。コマンドレットの実行結果を一時保存しておき、その結果に対して処理を施せます。例えばコマンドレットでネットワークインターフェースの情報を取得して、そのIPアドレスの設定を変更するといった処理が可能です。

(聞き手=安藤 正芳)