
イラストでわかるネットワークの基礎
目次
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インターネット接続に欠かせない「ISP」、その先はどこにつながっているか
インターネットは、いくつものLANがつながって形成されています。家庭や企業の先にあるインターネット接続事業者(ISP)の網もLANであり、ISPの網同士が接続し合っています。このため異なるISPの利用者同士でも、複数のISPを経由することで通信できます。
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離島や山岳地なども接続可能、地球全土を網羅できる「衛星インターネット」とは
衛星インターネットは、人工衛星を介した通信技術である。離島や山岳地など固定回線の敷設が難しい場所からでもインターネットに接続できるようにする。
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コネクターの規格、「USB Type-C」と「Thunderbolt」は何が違うのか
USB Type-Cは、USB Implementers Forumという非営利団体が2014年に定めたコネクターの規格のことです。一方、Thunderboltは米アップルと米インテルが定めた通信の規格です。
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セキュリティー問題を引き起こし不正アクセスを招く、「脆弱性」とは
脆弱性はセキュリティーの問題を引き起こす欠陥や設定の不備を指す。「セキュリティーホール」とも呼ばれる。
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停電時にサーバーのデータを守る、「UPS」とは
停電の際、最も影響が懸念されるのは、サーバーのハードディスクに保存したデータです。ハードディスクは電力の供給が突然止まると、物理的に壊れる危険があるからです。そうなるとデータを復旧できなくなります。
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無線LAN製品の仕様や認定試験を提供し相互接続性を確保、「Wi-Fi Alliance」とは
Wi-Fi Allianceは、無線LAN製品の普及促進を図る業界団体である。その一環として、無線LAN製品の相互接続性を確保するための認定試験を実施している。
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プログラム実行用のクラウド、サーバーは動作しているのに「サーバーレス」とは
サーバーレスは、プログラムコードの実行に特化したクラウドサービスです。FaaS(Functionas a Service)とも呼ばれます。利用者が仮想マシンなどを用意しなくてもプログラムを実行できる点が特徴です。
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異なるネットワークをつなぐ中継器、「ルーター」とは
ルーターはネットワークの境界に設置して、異なるネットワークをつなぐ機器である。ルーターは2個以上のネットワークインターフェース(LANポート)を備え、それらはそれぞれ異なるネットワークにつながっている。
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Windowsの様々な機能をコマンドで操作、「PowerShell」とは
PowerShellは、Windowsの様々な機能をコマンドで操作するツールです。Windowsで実行する処理のほとんどはPowerShellで実現可能です。例えばActive Directoryを設定したり、ネットワークの設定を変更したりできます。
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他人が読めないようにデータを変換する技術、「暗号化」とは
暗号化は、他者には読めないようにデータを変換する技術や処理である。暗号化されたデータを元に戻す技術や処理は復号という。
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5Gを高速化する原動力、「ミリ波」とは
ミリ波は波長が1mmから10mmの電波のことです。周波数帯では30G~300GHzです。5G(第5世代移動通信システム)で使われる周波数帯の1つです。
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レイヤー2・3・7でどう変わる、「LANスイッチ」とは
LANスイッチ(スイッチ)は、複数の機器をネットワークに接続する集線装置の1つ。複数のポートを備えており、データ(フレーム)を受け取ると、宛先の機器が接続されているポートだけに送信する。
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電源コンセントを使って通信できる、「PLC」とは
PLC(Power Line Communication)は、電力を供給するための電線(電力線)を通信回線として使う技術です。住戸やビルなどに既に設置されている電力線を使うので、「PLCアダプター」と呼ばれる機器をコンセントに差し込むだけで通信ができます。また無線通信のように障害物に邪魔されること…
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システムやネットワークの障害に備える、「冗長化」とは
冗長化とは、システムやネットワークを多重化して障害に備える仕組みである。平常時には無駄(冗長)になることをいとわずに同じ機能や役割を担う機器を複数台用意し、障害発生時の予備機にする。
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非合法な商品や情報の売買も、「ダークウェブ」はどんなWebサイト?
ダークウェブは、特殊なツールやWebブラウザーを使わないとアクセスできないWebサイトやインターネット空間を指します。
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不正侵入を検知して防御するセキュリティーシステム、「IDS/IPS」とは
IDS (Intrusion Detection System)とIPS (Intrusion Prevention System)は、サーバーなどへの不正侵入やサイバー攻撃を検知あるいは防御するためのセキュリティー製品(システム)である。IDSは侵入検知システム、IPSは侵入防御システムとも呼ば…
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ちょっとしたミスが大惨事に、LANケーブルのループを検出する方法とは
ループとは、イーサネットのLANを環状/輪状につなぐことです。ループになると、ブロードキャストフレームがLAN内で回り続けて増えてしまいます。この現象は「ブロードキャストストーム」と呼ばれ、通信に支障を来します。