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 災害に遭遇した際、目の前の状況に対して適切に行動し、自分や家族を守らなければならない。そうした行動でパソコンやスマートフォン(スマホ)を活用するのが「デジタル防災」だ。普段からの備えの有無が、いざというときの運命を左右する。さあ、デジタル防災を始めよう。

 今やスマホやパソコンは、災害時に大切な情報を得るための必須アイテム。普段から誰がどの端末を持っているのか、また、その充電器やケーブルをどこに保管しているのかなどを確認しておこう。充電器やケーブルに余裕があれば、あらかじめ防災セットに入れておくと安心だ。

 できれば端末の落下防止や液晶の割れ防止などの対策もしておこう。液晶保護シートや滑り止めマット、ケースなどが有効だ(図1図3)。落雷に備えて、延長コンセントも雷サージ対策が施されたものに変更しておくと安心だ(図4)。

情報機器が壊れないように準備する
情報機器が壊れないように準備する
図1 耐震滑り止めマットは、シンプルだが、地震の際の落下防止効果が期待できる。写真は「QL-10」(サンワサプライ、実勢価格:約600円)
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図2 液晶画面を覆うケースを使えば、落下時の衝撃も吸収できる。写真は「TBA20MPLFDTNBK」(エレコム、実勢価格:約4300円)
図2 液晶画面を覆うケースを使えば、落下時の衝撃も吸収できる。写真は「TBA20MPLFDTNBK」(エレコム、実勢価格:約4300円)
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図3 デスクトップパソコンや液晶ディスプレイを使っている場合、それらの転倒も防止しよう。写真は「QL-51」(サンワサプライ、実勢価格:約2300円)
図3 デスクトップパソコンや液晶ディスプレイを使っている場合、それらの転倒も防止しよう。写真は「QL-51」(サンワサプライ、実勢価格:約2300円)
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図4 落雷により発生する「雷サージ」から情報機器の破損を防ぐコンセント。写真は「TAP-RE10SPUN」(サンワサプライ、実勢価格:約3800円)
図4 落雷により発生する「雷サージ」から情報機器の破損を防ぐコンセント。写真は「TAP-RE10SPUN」(サンワサプライ、実勢価格:約3800円)
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 バッテリーの劣化具合のチェックも忘れずに(図5)。バッテリーが劣化していると、使用時間が短くなり、いざというときに安心して使えない。劣化が進んでいる場合は、メーカーに交換を依頼しよう。

バッテリーの状況を確認
バッテリーの状況を確認
図5 「iPhone」の場合、「設定」アプリからバッテリーの状況をチェックできる。劣化が確認された場合は、バッテリーの交換修理を検討しよう。目安は80%を切ったときだ
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 紛失時や避難所などで自分の端末を見つけやすくするために、あらかじめロック画面の表示に持ち主の情報を記載しておくのも有効だ(図6)。

ロック画面に持ち主の情報を表示
ロック画面に持ち主の情報を表示
図6 iPhone の場合、「メモ」アプリなどを使い、必要な情報を記載した「壁紙」を用意して、ロック画面に設定する。氏名のほかに、顔写真なども使えば、より分かりやすくなる
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