災害に遭遇すると、備蓄品の不足、パソコンの故障などのトラブルが目白押し。そうした状況に対処する方法をFAQ方式で解説する。
Q. 備蓄品がなくて困っている
A. Amazon.co.jpの「ウィッシュリスト」を使って支援を求めましょう
避難所で困るのが、備蓄品の不足。多くの避難所では十分な備蓄品を用意しているが、長期間になるとそれだけでは足りなくなる。支援物資だけでは足りないときは、Amazon.co.jpの「ウィッシュリスト」(ほしい物リスト)機能を活用しよう。
「ウィッシュリスト」とは、欲しい商品を登録したリストを公開し、他者からプレゼントしてもらう機能だ。避難所ごとに必要な物資のウイッシュリストを作って公開すれば、支援したい人はそのリストから送りたいものを選んで送れる。ウイッシュリストを使うことによって、本当に必要なものを必要な量だけ支援できる仕組みだ。
Q. 災害でパソコンが故障した
A. メーカーが無償で修理してくれる可能性があります
平時は、保証期間を過ぎた製品は有償の修理対応となる。しかし、被災した場合は、災害救助法の適用地域であればメーカーの「特別保守サービス」を利用できる可能性が高い。
特別保守サービスが適応されれば、診断料は請求されず、パーツ代のみで修理対応されるケースがほとんど。その場合、保証書なども必要ない。古い機種で保証切れでも、パーツがあれば対応してもらえる可能性がある。適用地域と期間は、メーカーのリリースをチェックしよう。
こういった被災時の特別プログラムを提供しているのは国内メーカーがメインだが、外資系メーカーも同様のサービスを展開しているケースがある。被災した場合、まずはメーカーのホームページなどで修理対応を確認してみよう。