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 Google Workspaceは、メンバー間でのコミュニケーションを促進し、業務の生産性向上が期待できるクラウド型のグループウエアだ。複数のエディションに分かれており、エディションにはさらに複数のプランが用意されている。チームの規模や目的によって選択するエディションやプランが異なってくるので、最適なものを選択したい。

 この連載を読んでいる人は「Business」または「Essentials」のいずれかのエディションを選択することになるだろう。今回はこれらのエディションやプランの違いと特徴について解説する(なお、画面や仕様は執筆時点のもの)。

独自ドメインのメールアドレスを使うかどうか

 Google Workspaceには複数のエディションが存在する。大きく分けると「Business」「Enterprise」「Essentials」の3つのエディションに分類される。なお、教育機関向けの「Google Workspace for Education」、現場の従業員向けの「Frontline」、非営利団体向けといった一般向けではないエディションもあるが、これらの説明は省略する。

 エディションを選択するポイントは、「独自ドメインのメールアドレスでGmailを運用するかどうか」である。独自ドメインでGmailを運用したい場合はBusinessかEnterpriseのどちらかのエディションを選ぶ必要がある。

 これら2つのエディションは利用可能人数に違いがある。Businessエディションは300人までなのに対し、「Enterprise」は無制限だ。中小規模のオフィスや個人事業主など、限られたメンバー間でコラボレーションするような使い方では「Business」エディションの中のプランを選択すれば問題ないだろう。

Businessエディションの各プランの違い

 Businessエディションは、「Business Starter」「Business Standard」「Business Plus」の3つのプランに分けられる。これらのプランの主な違いを表にまとめた。

Businessエディションは3つのプランに分けられる。プランによって割り当てられるGoogleドライブの容量や利用できる機能が異なる
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Businessエディションは3つのプランに分けられる。プランによって割り当てられるGoogleドライブの容量や利用できる機能が異なる

初めての人に向くBusiness Starter

 最も安価なプランがBusiness Starterだ。このプランで利用できる機能は無料のGoogleアカウントと大きな違いはない。Google Workspaceをお試しで使い始めたい人に適している。

 注意したい点は、他のBusinessプランで利用できる機能の一部が制限されていること。例えば、外部ユーザーをスペースに招待することはできず、録画やノイズキャンセルといったビデオ会議の機能も利用できない。

 制限されている機能の多くはグループ同士のコラボレーションに便利なものなので、コラボレーションを活用したい人には向いていない。あくまで1つのグループでの利用に向いたプランだ。