Windows 10ではLinux実行環境の「WSL」(Windows Subsystem for Linux)が標準搭載され、「本物のLinux」がすぐに使えるようになりました。最新版の「WSL2」について、導入方法や基本的な使い方などを解説します。

特集
WindowsでLinuxを動かす、「WSL2」徹底解説
目次
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Windows 11でWSL2がさらに進化、1コマンドで導入可能に
Microsoft社は2021年6月下旬、Windows 10の後継となる新OS「Windows 11」を発表しました。Windows 11ではWSL2の機能が強化されています。
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Windows内のLinux環境を手軽に初期化、WSL2の賢い操作法
WSLを本格的に活用したいなら、動作がおかしいときに環境をリセットしたり、問題なく稼働していた時点に巻き戻したりするなど、運用に役立つ知識も押さえておきたいところです。WSLを安心・安全に使うためのテクニックを紹介します。
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WSL2でLinuxサーバーを立てる、話題のコンテナをWindowsでも
サーバーアプリケーションを開発するときはもちろん、ちょっとしたアプリを実行環境や周辺ツール込みでサクっと動かしたいときなど、コンテナエンジンの「Docker」が使えると便利です。DockerはWSL2の代表的な活用方法の一つです。
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WindowsとLinuxの利点を生かす、WSL2はこんなに便利
Windowsの中で本物のLinuxを動かせるWSLを使うことで、Windowsを単体で使うときよりも利便性が高まり、実現できることの幅も大きく広がります。具体的にどんなことができるのか、いろいろな活用法を見ていきましょう。
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Windowsの中で本物のLinuxが動く、WSL2の驚異の実力
Windows 10が動くPCが1台あれば、Windowsを普段通り使いながら“本物のLinux”も同時に動かせる――。そんな素晴らしい環境をいとも簡単に構築できるのが「WSL」です。WSLの基本的な仕組みを押さえた上で、最新のWSL2を導入する方法を紹介します。