(写真:Getty Images)
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システム開発技術「ノーコード/ローコード」が、本格的な普及期に入りつつある。プログラミングの手間を大幅に減らし、専門知識を持たない業務部門からIT部門まで誰もがシステムを開発できるのが特徴だ。日本航空(JAL)やJR東日本といった大企業から中小企業まで、様々な企業が活用し始めた。DXに注目が集まり、システム内製への機運が高まっているのが追い風だ。利点の一方、効果を引き出すにはコツを押さえる必要がある。先進企業への取材を基に、ノーコード/ローコード開発の勘所を明らかにする。