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 誰にでもすぐ簡単にきれいな写真が撮れるスマホだが、それでも人に「いいね!」と言ってもらうにはひと工夫が必要。そのコツを伝授しよう。

いろいろな構図を試してみよう

 構図と聞くと難しそうだが、要はメインとなる被写体を画面上のどこに配置するか。作例のように、モデルの位置が画面の左側か右側かで印象が違わないだろうか?(図5)。横位置か縦位置かでも写真のイメージは大きく異なってくる。この印象をコントロールするのが構図だ。スマホカメラのレンズをわずかに動かすだけで写真の雰囲気を変えられる。

構図による変化を意識、露出補正も忘れずに
構図による変化を意識、露出補正も忘れずに
図5 人物撮影の場合、モデルと自分が移動せずとも構図を変化させるだけで写真の印象をガラリと変えることができる。グリッド線を参考に、中央、右、左、縦位置、横位置と構図のバリエーションをその場で押さえておくだけでよい。必ずやるようにしたい(モデル:夏海)
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 グリッド線は構図の決定にも役立つ。ポピュラーなグリッド線は画面を9つのエリアに分ける「三分割構図」だ。これを常時表示しておこう(図6)。まずは構図の王道とも言える「日の丸構図」だ。これは被写体をグリッドのど真ん中に置くだけ(図6左)。グリッド線を参照して中央に、かつ傾きのない写真が撮れるようにする。次のパターンは、被写体を左右のグリッド線もしくはグリッド線同士の交点に置く構図だ(図6右)。「ブツ撮り」など小さな被写体の場合も、交点上に配置すると見栄えのする写真に仕上がる。構図で迷ったら、このようにグリッド線に合わせてシャッターを切っておくと、安定感のある写真になるはずだ。

図6 グーグルの「Pixel 5/5a」は構えると水準器が表示される。建物を撮る場合、これをガイドに水平を取ろう(左)。露出補正はハイライト部とシャドウ部を別々に調整できて便利(右)。鍵アイコンをタップすれば露出をロックできる(モデル:夏海)
図6 グーグルの「Pixel 5/5a」は構えると水準器が表示される。建物を撮る場合、これをガイドに水平を取ろう(左)。露出補正はハイライト部とシャドウ部を別々に調整できて便利(右)。鍵アイコンをタップすれば露出をロックできる(モデル:夏海)
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