2022年はどんな性能や機能を備えたスペックのパソコン(PC)が登場するだろうか。CPUやGPU、ストレージなどパーツ別に大胆予測し、今買って損のないスペックや人気になりそうなパーツなどを紹介する。

特集
2022年のPCスペック大予測
目次
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高画質化が一気に進むディスプレイ、多様化する解像度が使い勝手に影響
ノートPCを構成する部品でここ10年の間にもっとも進化したのは画面(ディスプレイ)かもしれない。最近では低価格PCでも暗く視野角の狭い画面を見ることはほとんどなくなった。高級機では有機ELディスプレイ(OLED)やミニLED液晶ディスプレイを搭載する製品も増えてきている。
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データ通信・給電・ディスプレイ出力の相乗りで分かりにくいUSB、最新規格を整理
PCに周辺機器を接続するインターフェースとして、USB Type-Cが順調に普及している。多用途に対応できるため便利な一方、同じ形状でも機能が違うために混乱もある。ここではUSBやネットワークなど、PCのインターフェースが2022年にどのように変わっていきそうかを見ていこう。
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PCI Express 5.0対応SSDは2022年登場か、PCストレージの最新事情
PCのメインストレージであるSSD(Solid State Drive)では高速化と大容量化が進んでいる。ハードディスク(HDD)もデータの長期保存、バックアップ用などで健在だ。現在の状況をまとめよう。
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クリエーティブでの存在感が高まるGPU、品薄傾向続き価格は高値安定に
PCのグラフィックス機能は、ゲームやVR(仮想現実)・MR(複合現実)の体験を大きく左右する。2021年はクリエーティブやAIといった分野への活用も進められた。現状を確認し、今後の動向を見ていこう。
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2022年のCPUはデスクトップもノートも第12世代に、MacではM1搭載機の人気上昇
CPUでは、2021年は米AMDの躍進が目立ったが、米Intel(インテル)からも第12世代Coreプロセッサーが登場し、巻き返しの体制を整えてきている。最新のCPU事情をまとめてみよう。