米Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス)の年次イベント「AWS re:Invent」が2021年11月30日から12月3日(米国時間)の4日間にわたってオンラインで開催される。世界的にDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが進む中、AWSはその基盤のニーズにどう応えるのか。基調講演の内容や新サービスを中心にリポートする。

特集
AWS re:Invent 2021リポート
目次
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AWSが力入れる機械学習サービス、米国製造業は何に使っているか
米Amazon Web Services(AWS)は、製造設備の故障や不具合の兆候を察知してメンテナンスに生かす「予知保全」や、傷・剥離・亀裂など物品の「欠陥検出」といった用途に向けた機械学習サービスを提供している。米国企業を中心に機械学習サービスの採用が進んでいるという。
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AWSが車で攻勢、自動運転/EV向けデータ収集サービス「IoT FleetWise」を発表
AWSが自動車業界への攻勢をかけている。年次イベント「AWS re:Invent」では、自動運転向けAI(人工知能)技術の学習や、電気自動車(EV)の航続距離推定などに向けたデータの収集・転送の新サービスを発表した。加えて、自動運転技術やEVを手掛ける新興企業との良好な関係性をアピールしていた。
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re:InventでアマゾンCTOが開発支援サービス発表、「数週間のアプリ開発を数時間に」
米Amazon. com(アマゾン・ドット・コム)のヴァーナー・ボーガスCTO(最高技術責任者)は2021年12月3日(米国時間)、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の年次イベント「AWS re:Invent 2021」に登壇。仮想マシン、インフラ・ネットワーク、開発支援の新たなサービスや機能…
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AWS新CEOがre:Invent登壇、「脱メインフレーム」新サービスでオンプレの聖域攻略へ
米アマゾン・ ウェブ・ サービス(AWS)は2021年11月29日~12月3日(米国時間)にかけて年次イベント「AWS re:Invent 2021」を開催している。同年11月30日(同)には、新たにCEO(最高経営責任者)に就いたアダム・セリプスキー氏が基調講演に登壇し、多数の新製品・新サービス…