遠隔監視のみで無人で運行するMaaS(Mobility as a Service)を目指し、日本における取り組みが活発化してきている。早ければ2022年度にも社会実装が始まる様相だ。20年代半ばの社会実装をにらむ取り組みも多く、そのころには社会実装がいくつか実現している可能性がありそうだ。無人運転MaaSの実現に向けた日本における動きと現時点での到達レベル、課題を追った。

連載
レベル4間近か 日本のMaaS
目次
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無人運転MaaS、課題解決へ積み重ねと発想転換
早ければ2022年度にも社会実装が始まりそうな無人運転MaaS(Mobility as a Service)。だが、社会実装/定着/拡大に向けては、いくつかの課題が残されている。責任の明確化、社会的受容性の確保、レベル4への法整備、運行設計領域(ODD)の拡大に向けた安全性の確保、収益性/採算性の…
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レベル4相当も既に登場 現実味増す無人運転MaaS
第3回
遠隔監視は行うが運転席は無人の無人運転MaaS(Mobility as a Service)。その社会実装が現実味を帯びてきた。日本では、そうした無人運転MaaSを見据えた移動サービスや実証実験が、様々な場所で展開されている。走行環境にもよるが、表向きはレベル2とされるものの中には、レベル4相当の…
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日産もホンダも、目指すは無人運転MaaS
第2回
遠隔監視のみの無人運転化に向けて開発を加速させている日本のMaaS(Mobility as a Service)――。その実力は、どこまで進化してきているのか。第2回と第3回では、実際に提供・実施されている代表的なサービスや実証実験から現状を見ていく。
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早ければ22年度にもレベル4、進化する日本のMaaS
第1回
運転席を無人化し遠隔監視のみで運行する無人運転MaaS(Mobility as a Service)。その実現に向けて多くの日本の自動車メーカーやそれ以外の企業、自治体、国が活発に取り組んでいる。
日経クロステック Special
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