USB4&Thunderbolt 4の登場で、パソコン用のインタフェース端子はほぼUSB Type-Cに統一された。便利になったと思いきや、実は同じ端子形状で仕様違いのケーブルが混在し、かえって厄介なことに。最新のケーブルを巡る、さまざまな疑問を解消する。

特集
ケーブルの疑問をすっきり解決
目次
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ケーブル1本で端子を増設するドック、USB Type-CとThunderbolt 4でどう違う?
ケーブル1本でさまざまな端子を増設できるドックは、端子の数が少ないモバイルノートパソコンを家や事務所で使う際に便利だ。
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ケーブルの価格差が大きいのはなぜ?まだあるケーブルにまつわる素朴な疑問
ケーブルの価格差は、ケーブルの作りと認証制度によるところが大きい。
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100円均一ショップのケーブルは使える?ケーブルにまつわる素朴な疑問
100円均一ショップはUSBケーブルを扱っていることが多い。あまりに安いため、ちゃんと使えるのか心配になる人もいるだろう。
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USBの充電速度はケーブル次第、映像出力の最大解像度もケーブルで変わる
USB PD以外の急速充電機能にはデータ用の信号線を使って電力を決めるものがあり、信号線を省略した充電専用ケーブルでは有効にならないことがある。この場合、つなぐことはできても本来の充電速度は得られない。
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同じように見えても速度が違う?ケーブルにまつわる困りごとを解決
USB Type-Cケーブルは便利な半面、分からないこと、分かりにくいことが多い。ケーブルの仕様を具体的に見ていこう。
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バージョン2.1で大きく変わるHDMI、ケーブルはカテゴリー3が必須に
HDMIも最新のバージョン2.1で大きく進化している。帯域幅はバージョン2.0から2倍以上になり、最大で8K解像度(7680×4320ドット)まで対応した。ただ、利用する際はケーブルについて注意が必要だ。
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多機能USB Type-Cは便利だけどややこしい、インタフェース規格最新事情
今やインタフェースの主役は間違いなくUSB Type-Cだ。1つの端子でさまざまな機能を利用できるため、利用シーンが広がっている。ただ、全てのUSB Type-C端子とケーブルの組み合わせで全機能が使えるわけではなく、分かりにくい側面もある。