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遅いときは「回線」「ルーター」「子機」を疑え

 もはやWi-Fiなしの生活は考えられない。自宅でも職場でも、ノートパソコンやスマホがネットにつながっているのは当たり前。Wi-Fiは生活インフラの1つになった。それだけに、Wi-Fiの通信速度が遅いのはとても困る。仕事が滞ったり、せっかくの娯楽がストレスで台無しになったりする。自分のWi-Fiはなぜ遅いのか。このパートでは、その原因を解明し、解決の道筋を示していこう。

 Wi-Fiが遅いのは、①インターネット回線、②Wi-Fiルーター、③Wi-Fi子機のいずれかに原因があることが多い(図1)。

ネットを遅くする3つの要因
ネットを遅くする3つの要因
図1 インターネットの通信速度が遅いときは、インターネット回線、Wi-Fiルーター、Wi-Fi子機のいずれかに問題がある。このパートでは、どこに問題があるかを順に確認していこう
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 ネット回線では、契約プランの速度が遅いのが主な原因だ。10年以上前に契約したり、マンションに導入されているプランに加入したりしている場合は注意が必要だ。

 一方、Wi-Fiルーターが抱えるのは、規格が古いという問題だ。Wi-Fiルーターは、パソコンのようにHDDやファンなどの駆動部分がなく故障しにくい。このため、10年以上同じ製品を使っている人も少なくないが、これがアキレス腱になる。いつの間にか、そのWi-Fiルーターは時代遅れになり、高速化したネット世界に置き去りにされてしまう。

 パソコンが備えるWi-Fi子機も同様だ。古い規格の子機では、高速な通信は期待できない。さらに利用環境も大いに影響する。Wi-Fiルーターから離れたり障害物があったりすると、通信速度は一気に低下する。